「いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?」の感想

mira719
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コメント
「自身の無知に関しては、それを指摘して来た相手に謝罪と感謝を伝え、
教えを請い、自分で調べ、知ろうとする事によって償っています。」
木場君はリアスに対して無知を指摘しません。それに対して、リアスは謝罪も感謝も激怒することも
できませんし、教えを請ったり自分で調べようとしたりするチャンスもありません。
リアスは自分で自分の無知に気付けないから、罪を償おうとしない罪人として木場君に蔑まれているのでしょうか?

「王を導けるのは他の王か英雄のみ」
なるほど、このような持論をお持ちだったんですね。絶対に譲れない一線と言うやつでしょうか。
歴史上、王に諫言する部下重臣参謀は数多くいましたが、ここはフィクションの世界、失念していました。
それにしても、英雄とはまたあやふやですね。wikipedia先生の英雄に関する第一文は
”才知や武勇などがすぐれ、普通の人にはできないような良いことをする人。”なのだそうです。
まさに木場君にピッタリな気がしました。まぁ、所詮wikipedia、作者様の世界では、
英雄もまたいろんな制約のかかった職業なのでしょう。
しかるに、リアスは良い環境に恵まれず、不運な王でしたね。
聖書の一説”罪を憎んで人を憎まず”には、人を憎まず、その人を罪を犯すまでに追い込んだ
原因・環境を憎めとする意味合いが含まれています。
リアスを今も無知に追いやっている原因、それは”王を導けるのは他の王か英雄のみ”
という、この世界独特の制約にも一因有るかもしれませんね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
僕の「王を導けるのは他の王か英雄のみ」に関しての見解はこうです。
そもそもの王の条件として以下の4つがあると考えています。

・王は怠ってはならない
王が自分の意志を示す事を怠ってしまえば、下に付く者はどうすれば良いのか分からずに困惑する事でしょう。

・王は間違ってはならない
最高指揮官でもある王が間違えれば誰にも止める事は出来ません。間違った選択は自分たちに災厄となって降り注ぐ事になるでしょう。

・王は揺らいではならない
王とは全ての者の頂点に立つ存在です。王が揺らいでしまえば下に付く者も揺らいでしまう事になります。

ここまでは他人の受け売りですが、僕自身も納得する事です。ですが、僕自身の考えではさらにもう一つあると考えます。一番重要と言うか前提条件ですけど

・王は魅了しなければならない
常に軍の先頭に立ち、部下に勇気を与える魅力。人民の心を一つに纏める魅力。
色々あると思います。
その魅力によってこの王になら全てを差し出せるという部下を集めるというのも王としての絶対条件だと考えています。
そして集めた部下を導くのは魅力ある王でなくてはならないのです。

これによって「王を導けるのは他の王か英雄のみ」は「王を魅了出来るのは他の王か英雄(ヒーロー)のみ」という結論になります。