「剣の丘に花は咲く 」の感想

空気椅子
空気椅子
 
悪い点
2話まで読んだ感想です。
全体的に文章に不自然さを感じてしまい、
残念ながらこれ以上読み進めようという気がおきません。
下にざっと上げてみましたが、これらで全部と言うわけではありません。

第1話 召喚~赤い男~
・士郎を召喚したときにルイズが真っ先に反応して指示を出すのはどうかと。
いくら蛙でも何でもいいからと思ってても、人間が召喚されるとは思ってもいないでしょうから、非常事態のための監督役であるコルベール先生が真っ先に反応するのが自然に思います。
戦闘経験などもなく重傷を負った人間など見たことも無いだろうルイズが士郎を前に的確な判断を出来るとは思えません。

第2話 あなたのなまえは……
・士郎が自身を解析した際の、
――警告3 左手の甲に解析不能のものあり――
の部分ですが、解析不能の【もの】という部分が妙に間抜けに感じます。

・士郎が物分りが良過ぎて気持ち悪い。もう少し思考の過程を見せた方がいいのでは。

・1話でもそうなのですが、ルイズの言動に激しく違和感を感じてしまいます。
「それで、君がミス・ヴァリエール?」
「ふぇっ、なっなんで知ってるの?」
上の台詞なんか、とてもルイズが口にしたとは思えません。
その前の士郎の台詞で、髪の長い女性から簡単に事情を説明されたことを聞いたはずなのに、テンパり過ぎです。
或いはそれを表現したかったのかもしれませんが、それで台詞に違和感を感じてしまうのはどうかと。
地の文での描写で表現したほうがいいのでは。

・「ハァハァ……ハァハァッ……ミス・ヴァリエール……急ぎですよ……」
上のコルベール先生の台詞、【急ぎすぎですよ……】でしょうか?
あと、炎蛇のコルベールがルイズの全力疾走くらい追いつけないはずが無いと思ってしまいました。
或いは原作で、そういう描写があるようでしたらすみません。
 
 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご指摘ありがとうございました。
1 解析不能の《もの》を解析不能の術式に変えました。
2 士郎の思考の過程……ちょっとばかし地の文(士郎の思考)を増やしました。
3 ルイズの言動の不自然さは私の力不足です、少し改稿しましたが良くなっているかは……すみません。
4 コルベール先生の「急ぎですよ」を「急ぎすぎですよ」に修正しました。
5 コルベールはロングビルに士郎が起きたことを伝えられ、そのままルイズのいる教室まで全力疾走したため、教室につ いた時にはもう既に体力は限界だったのです。だから、ルイズの全力疾走に追いつけなかったのです。