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魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者

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第四章 完成 自分達の部隊 〜ミッドチルダ レリック事件〜
  第一話 新たな教え子達

 
前書き
今回からついにStSに突入です

第四章

舞台は闇の書事件から10年後、地球からミッドチルダへと移る

管理局に入り経験を積んだなのは達はある思いを胸に、そしてある予言も重なり、新たな部隊を設立した

その名は管理局次元航行部隊遺失物管理部機動六課

彼らを中心に、物語は再び動き出す

これは、そんな物語 

 
「今回の受験者はスバル・ナカジマ二等陸士とティアナ・ランスター二等陸士ね」

〈ああ。それで俺達がやることは〉

「ステルス魔法使って上空から観察、だろ?」

新暦75年

俺はいま管理局管轄下ビル群ステージの上空から下を見渡していた

[そっちから異常とか確認されてないですか?]

「ああ、オールグリーンだ。いつでもどうぞ、リイン曹長」

通信の相手はリインフォース・ツヴァイ

無きリインフォースの名を継ぐ、はやての融合騎だ

まあ、アインスと違って体はちみっこいがな

[こっちも大丈夫だよ。コースチェック終了]

「そういえばなのはも試験官だっけ?」

[補佐だよ。今回はリインがメイン]

もうひとりの通信相手はかれこれ10年来の友人、なのはだ

昔はお互いにこんなことするなんて思ってなかっただろうな

今なのはは戦技教導官として、管理局の武装局員や、捜査官たちの空戦指導をしている傍ら捜査官としても功績を上げている

実力は一級品、さらに教える才能もあるときた

そのため、"管理局本局のエース・オブ・エース"と呼ばれ、容姿もあいまって管理世界で発行される雑誌のインタビューなどにも呼ばれるほどに有名となった

「そっか。なら俺は上空監視にもどるよ」

[私もモニターで全体を見てるね]

[お任せしたのですよ、二人とも]

俺は通信を閉じて、二人の受験者の方を見る

ーースバル・ナカジマ二等陸士

使用術式は近代ベルカ式ーーミッドチルダ式を元に古代ベルカ式をエミュレートして再現した魔法体系、そのためベルカ式の特徴である近接型という特性を持ちつつもミッド式との相性もよい

戦闘スタイルは格闘型、空戦適正はないが固有魔法により疑似できに可能

使用デバイスはローラーブーツ型とナックル型、か

シューティングアーツを得意としているみたいだけど、今回の破壊対象であるスフィアからは射撃による迎撃もあるし鬼門もある。それをどうやって乗り越えるのかが楽しみだな


そしてもうひとり、受験者はいる

ーーティアナ・ランスター二等陸士、どうやら二人は訓練校時代からのコンビらしい

使用術式はミッドチルダ式

戦闘スタイルは所持デバイスからして砲撃系と思われるが実はこちらも変則だ

得意魔法の一つに中距離射撃があるのは容易に予測できるがもう一つ彼女には強みがある

それは幻術魔法が得意であるということ

それにより幻術を使い相手を撹乱、その隙に無効化という風に単独行動でもある程度戦闘できるほか幻術と射撃を味方の援護に使うということも出来る

それに頭も切れるらしい、チームリーダーとして必要な物を一通り持っている珍しい人材だ

使用デバイスはカートリッジ搭載型ーー闇の書事件の時はカートリッジシステムはまだ安定していないが古代ベルカ式魔法、及びデバイスの解析が進んだことにより、最近は安定したので様々な魔導士が使用しているーーの拳銃タイプ

ナカジマ二士だけなら心許ないがこの二人ならば突破できるかもしれない、というか見事に二人でお互いの短所補ってるんじゃないのか?

そんなことを考えていると二人が腰を低く、走る直前の、スタンディングスタートの構えをした

もうすぐ始まるな

さて、どんなものか見させてもらうか

そして、3カウント後に走り出した(滑り出した)

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まずは最初、ビル内に突入するのか上から進入するのか、どっちをとる

見ているとランスター二士がビルの上の方に向かってワイヤーを撃った

なるほど、そのデバイスは魔法だけでなくワイヤーガンとしての機能ももっているってことか

そして着弾したところに魔法陣が展開、先端をビルの壁に固定、ナカジマ二士を抱えて跳んだ

そのままナカジマ二士をビルの中に入れて、自分は高いところから比較的上層のターゲットをねらうって算段か

ふむふむ、うまいな

その後も二人とも的確にターゲットを破壊していって、ビル群から高速道へと走っていった

俺もそれを見て、二人の後を追っかける(もちろん高々度にいる状態のまま)

ビル群と違いここは広く見通せる

そのため比較的遠くから相手の玉が跳んでくる

それを躱しながら相手を撃破するのは今の二人のランクーー陸戦Cランクでは難しい

おっと忘れてた。今俺が居るのは管理局魔導士ランク昇進試験の陸戦Bランク昇進試験だ

なので二人とも今保持しているランクは陸戦Cランク、ということになる

だが見ている限り二人ともBランク相当の力は持っているようだ、なにか不測の事態でも無い限り合格することは出来るだろう

っと、どうやら多層式の道路の中に入っていったみたいだな

3段式だから上層に居ない限り見えないな

まあ、待つか。モニターって手もあるけどいいや、俺は試験官じゃないし

[蒼炎君、サーチャーから映像が来ないんだ。そっちでなんか見えなかった?]

「え?.....あーさっき流れ弾がなんかに当たって消滅してたな。それじゃないか?」

[ちょ!そういうことは早く報告してよ!!...今から私がそっちにいくね]

「了解。んじゃ俺も下の方にいったほうが」

[当たり前でしょ?じゃ、あとで]

はぁ...めんどうごとの予感

「アルティメイタム。飛行魔法止めて重力軽減魔法に切り替えて。ゆっくり降下する」

<了解>

とりあえずなのはの指示にしたがって俺は二人のところを目指した

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しばらくしてさっきよりも高度が半分になったところで高速道上層にランスター二士の姿が見えた、が消えた

「今の感じ、幻術魔法かな」

なにも見えないところに大型スフィアーー今回の最終関門だーーの狙撃が撃たれているところからそうだろう

なるほど、でもいつまで魔力がもつ?

そのとき、別のところから魔力が感じられた

ビルの上に、ナカジマ二士は魔法陣を展開して立っていた

そして思いっきり右の拳を地面にたたきつけると同時に彼女の前に道が生成された

ーー固有魔法ウイングロード

ロード、道の名の通り魔力で空中に道を造り出すこの魔法は、空戦が出来なくとも疑似的にそれを行えるようになるほか、移動手段としても使用できる


その道を一気に駆け抜け、大型スフィアのあるビルにつっこむ!

その早さはなかなかに早く、今の(・・)俺程度にはあった

そしてそのまま撃破できたらしい(大型スフィアはビルの中にあったので俺は見てない)

さてと、だったら俺はこのままゴール地点に向かいますか

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

彼女達より早くゴール地点に着いた俺はもうすでにスタンバっていたリインにもばれないように待機していた

え?なんでって??

ちょっと驚かせたかった

まあそれは置いておいて

びっくりな事が起きた

まず、ナカジマ二士がランスター二士を背負っていたこと、おそらく足を負傷したのだろう

そして、最終ターゲットを破壊したあと、すごい勢いで加速しはじめたのだ

「え....これ止まれんの?」

「そ、蒼炎さん、いつの間に」

お、リインがかなり驚いてる。やったね、じゃなくて!

「そんな事より、あれまずくない?」

「確かにちょいヤバな感じがします」

俺とリインはお互いに見合って

「お、おれ安全に止める魔法とかつかえないよ!?」

「わ、私も無理ですううう」

やばいやばいと二人であたふたしても自体は変わるわけではなく、もうすぐにこっちに激突しそうな勢いだった

「「わわわわわ」」

完全にぱにくってます

そうしたら、ゴール前に網とふにょんふにょんのガードが生成された

魔力光は桜、ってことは

どんがっしゃーん

「「うわあああああああああ」」

爆風、あの二人はどんな勢いでぶつかったんですか・・・・

「うむううううううううう」

あ、リインさんがおこだ

リインは倒れてる二人のところにいって声を張り上げた

「二人とも!危険行為で減点です!!」

あ、こりゃお説教もーどだ

「がんばるのはいいですが、怪我をしては元も子もないですよ!そんなんじゃ、魔導士としてはだめだめです!!」

でもいかんせん

背丈の問題と容姿の問題で威圧がたりん

二人もどっちかっていうと怒られてることよりも容姿に関してえ?ってなってるし

「ちっさ....」

「まったくもう!」

ランスター二士、それ禁句な

そしてそんなこと聞こえずに頬をふくらませるリイン。うん、威圧がたりない(癒しはある)

「まあまあ。ちょっとびっくりしたけど、無事でよかった」

ちょうどそのとき、なのはが降りてきた

「それと蒼炎君、そっちで見てないでこっちきなよ」

「俺試験官じゃないけどいいのか?」

「まあ、いいんじゃない?」

そういうことなので後ろで見ていた俺はなのはの隣に移動した

「とりあえず試験は終了ね。お疲れ様」

なのはが受験者二人に向かってねぎらいの言葉をかけ、地面にかけていた魔法を解いて、二人を浮遊魔法でゆっくり地面におろした

「リインもお疲れさま。ちゃんと試験官できてたよ」

「わーい!ありがとうございます、なのはさん」

「ま、初めてにしては上出来だな。最後のぞいて」

「蒼炎さんもありがと...うございます?」

なんかリインが喜びの顔から一転なんか眉間にしわよせてるけどきにしなーい

「蒼炎君もお疲れ様、ってほとんどなにもしてない気がするけど」

「あー。あれだ、事前チェックと報告した」

「質問への回答程度だけね」

なのははバリアジャケットを解除して二人の受験者の方に向く

「まあ、細かいことは後回しにして、ランスター二等陸士」

「あ、はい」

少しおっかなびっくりランスター二士が返事を返した

「怪我は足だね。治療するからブーツ脱いで」

「あ、治療なら私が」

「いや、俺がするよ。なんか高町一等空尉的には俺は仕事してないらしいので」

「じゃあお任せしますです」

「あ、ええと。すみません」

ランスター二士は俺に一礼した

「なのは.....さん」

「うん」

ナカジマ二士はすこし震えながらなのはの名前を口にした

「いや、あの。高町教導官、一等空尉!」

なのはが返事をするとナカジマ二士は直立不動の体制をとった

ん?なにがしたいんだ?

そう思いながら見ているとなのははナカジマ二士の方に寄り

「なのはさんでいいよ、みんなそう呼ぶから。4年ぶりかな、背伸びたね、スバル」

そういった瞬間、ナカジマ二士は目に涙を浮かべた

「えっと、あの....」

「うん、またあえてうれしいよ」

なのはもそういってナカジマ二士の頭をなでた瞬間、ナカジマ二士は泣き出した

「えっと、なのはとナカジマ二士って知り合いなの?」

とりあえず俺はランスター二士の治療をしながら聞いてみる

「えっとですね。実は4年前の空港火災の時にスバルは高町一等空尉に救出されたんです」

「ああ、あの事件か。なるほど、それで感動の再会って訳ね」

4年前、俺となのはとフェイトははやての演習先に遊びに行ったことがあった

その時に起きた事件が空港で爆発が起きて大火災になったという事件だ

俺たちは場所も近かったってことでその場の管理局員の援護をしていた

まあ、俺の記憶に残ってるのはどちらかというとはやての....やめておこう。後でしめられる

でも、そうか。そんなつながりがあったってことか

俺は納得しているとランスター二士が俺の姿をまじまじと見ていた

「ん?どうかした?もしかして足の痛み引かない?」

「い、いえ。失礼ですが、お名前伺ってもよろしいでしょうか」

その質問で俺は自己紹介していないことに気がついた

なのはは表にけっこう名前出てるから有名で、知っていてもおかしくないけど俺は違うからな

「あ、ごめんごめん。自己紹介まだだったね、俺は今回の補助としてよばれた遠藤蒼炎一等陸佐だよ、よろしく。ほい、治療終わり!」

そう自己紹介したら、ランスター二士がしばらく固まっていた

「え.....い、一等陸佐....」

実は俺、この十年間結構いろいろしてきたんだよね

そして気がついたら一等陸佐まで階級上がってました

まあ、まだ地上本部の先輩方からはひよっこ扱いだけど

俺ははやてと違って捜査はあんまりしてない

していても表沙汰にできないようなものばかりだ

だから階級がこんなに高くても有名じゃない

それにここ最近はずっと裏の仕事ばかりしてきた

主に地上本部の依頼だけど

一応所属は地上本部特別捜査部一課課長補佐ということになってるがこれは特殊部隊っていってもいいだろう

なんせ、管理局に数少ない殺しの任務を負う部署なのだから

「ん、別にかしこまる必要はないよ。というかそうされるとなんか歯がゆい。なのはと同じ感じに接してくれるとありがたいかな」

「は、はい」

俺は、あの日、空港火災があった日の事を思い出していた

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「はやて、前線指揮はまかせる。おれは元々氷結変換持ちだからな、冷却作業に回る」

「わかった」

そういって俺は上空に舞い上がった

眼下に見えるのは炎上している空港

今もまだ要救助者が中にいる。一刻もはやく火災を止めないと

「こっちです三佐!このエリアはもう氷結して大丈夫です!!」

「了解しました。下がってください!」

報告してくれた管理局員が下がったのを見て魔法をチャージする

「ワイドスマッシャー、やるぞ!」

<ディバインバスター・WS ブリザード>

俺はチャージしたディバインバスターを広範囲化して放った

魔力変換で属性が氷結になっているので当たった場所は凍り付き、火が消えた

「すっげぇ、一度にこんな範囲を...」

「これがSSランク魔導士の魔法か....」

「次のエリアを教えてください!すぐに向かいます!!」

「はい!こっちです!!」

俺はその後も2エリア氷結させたところで航空魔導士隊の主力部隊が来て、なんとか最悪の事態を免れることができた

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「おい、この時間に呼んだのはいいがな....」

次の日の朝、呼ばれた時間にはやてがとっているホテルの部屋にいったのだが

「そんな格好で出迎えてあげくの果てには部屋にいれるとはどういうことだ」

「なに?蒼炎君照れてるんか?」

まだ寝間着っていうか制服のまま寝てなのはにいたっては下着が見えてるし

「いや、別に先生に前に似たような事されてるし。それに無心になれば怖くないし」

「ちっ」

明らかに確信犯っ!からかうきあったぞこいつ!

「というかなのはさん、ズボンはいてくれ。そっち向けない」

「えー、別にいいよー」

「そしたらまた変な要望するだろうが、めんどくさいのでお願いします」

「はーい」

そこでピッという音が聞こえた

『おはようございます。早速現場を呼んでみましょう....』

その音ははやてがテレビをつけた音だった

ニュースの内容は昨日の空港火災についてだった

その中で、活躍したとして報道されたのは本局の航空魔導士隊だけだった

俺はそれを見ながら4人分のコーヒーを入れていた

「やっぱりなぁ...」

「うん?」

「ニュースの事か?」

「うん。実際働いたんは災害担当と初動の陸士部隊となのはちゃんとフェイトちゃんやないか」

「あはは、まあ、休暇中だったし...」

「民間の人たちが無事だったんだし」

「そうそう。結果良ければなんとやら、だ。それとコーヒーここにおいとくぞ」

「あ、私もう飲む」

「ほいほい、はい、どうぞ」

俺は起き上がってるはやてにコーヒーを渡した

「ずずず。あんな、なのはちゃん、フェイトちゃん、蒼炎君」

「「「ん?」」」

「私、やっぱ自分の部隊を持ちたいんよ」

あー、なんか前にちらって言ってたなあ

みんなはやての方を向いて話を聞く

「今回みたいな災害救助はもちろん、犯罪対策も、発見されたロストロギアの対策も、なんにつけミッドチルダ地上の管理局部隊は行動が遅すぎる」

俺たちはそれを真剣に聞いていた

いつの間にかフェイトとなのはもコーヒーに口つけてたけど

「後手に回って承認ばっかりの動きじゃあかんし、私も今みたいにフリーで呼ばれてはあっちこっち回ってたんじゃちっとも前に進めてる感じがせえへん。少数精鋭のエキスパート部隊、それで成果をあげてったら上の方も少しは変わるかもしれへん」

あーなんかすごい話がでかくなってるな...

そこでいったん切れ、俺たちの方をはやてが向き

「それでな、そんな部隊を作ることになったら三人とも協力してくれへんかなぁ」

俺たち三人はお互いを見合う

なんだ、みんな考えてる事は同じだな

「もちろん、都合のいいときとか進路とかあるんはわかってるんやけど...でも...」

どうやらはやては俺たちの行動をネガティブにとったようだな

ここはいつもの借りを返すチャンス....ぐふふ

そう思ってたらなのはに先手をとられた

「はやてちゃん、何を水くさい」

「小学三年生からのつきあいじゃない」

く、フェイトにまで先手をとられた

「それに、そんなに楽しそうな部隊にさそってくれなかったら逆に怒るよ、ね?フェイトちゃん、蒼炎君」

フェイトはそれにうんうんと頷く

この雰囲気でふざける余裕はさすがにないです

俺も頷いた

「まあ、俺は一応地上本部につながりあるし、レジアスさんとも割と仲良くさせてもらってる。いざというときは力になるさ」

みんな微笑む、そうするとはやては涙をながしながら、お礼の言葉を言った

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「とまあ、そんなことがあって八神二佐は新部隊を作るために奔走」

「4年ほどかかってやっとそのスタートを切れた、という訳や」

試験が終わって俺たちは試験場のロビー的な部屋に来ていた

今は、受験組にこれから誘おうとしている部隊の設立経緯を話していたところ

「部隊名は時空管理局本局遺失物管理部機動六課!」

リインが胸をはってそう説明する

いや、お前がそこまで威張ることじゃないから

主に奔走したの俺とはやてだから

とくに地上本部に説明するの大変だったんだから

そこからはしばらく機動六課についての説明が続いた

その後、なのはも合流して、試験結果が言い渡された

結果は不合格

あれだけ危険な行動して、仲間を危ない目に遭わせたんだから当然といえば当然だ

だが、能力的にCランクにとどめておくのは危険と判断

なので特別講習に参加してもらって、そのあとすぐに再試験という裏技を用意したらしい

その用紙を二人に渡して、今日は解散となった

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「ふう....これで今日は終わりだな。まあ、あの二人は入隊確定だな」

俺は地上本部にもどりながら今日までの経緯を思い出していた

今回、俺は前線指揮官として部隊に入隊する(正しくは出向だが)

理由は単純、小隊指揮の資格はあるが大隊指揮の資格がない

そのためはやてより階級が上の俺が入隊するのはこういう裏技を使うしかなかった

そして、俺にかかっている魔力リミッター

俺の本来のランクは総合SSS

だからかなり下げて今は総合Bランクだ

自分でもやっかいな仕事受け持ったなぁとは思ってるけど、楽しみでもある

「もう一度あいつらとおなじところで戦うのか」

10年前に誓った思いは今も変わらない

「それに今回は増えてる」

新しく入ってくる新人フォアード陣

俺は一応教導資格も持っているのでなのはが相手できないときは俺も入ることになる

そんな未来を想像する自然に笑みがこぼれる

「たまには血なまぐさい部隊じゃないのもいいよな」

空を見ると快晴だった

そうだ、隊舎にいくときにはなにか記念に料理でももっていこうか

その日俺は最高の気分で家に帰っていった

この後、次元世界すべてを揺るがす大事件が起こるなんて

そして、俺にとっても、一大事が起こるなんて、考えつきもしなかった 
 

 
後書き
新たな部隊はここにスタートを切った

まずは隊長陣の挨拶、なのだが

「どうしよう、話すことなんて考えてない....!」

蒼炎は頭を抱えていた

「初日から大丈夫かな」

次回

第二話 機動六課 始動 
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