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バカとテストと召喚獣~兄と私とFクラス~

作者:ハマT
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第三十六問如月家へ

次の日の放課後、いよいよ今日から本格的に勉強を始めるために皆で勉強会をすることとなってる。初日は僕の家で勉強会をすることとなってるけど………
「場所の変更?」
「ああ、姫路が先生に呼ばれててスグに行けないからな家と何か目印になるものの近い如月の家になることになった」
というわけで今僕達は如月さんの家にいくこととなった。しばらく如月さんについていくそしてついたのは……
「如月さんここってショッピングモールだよね?」
如月ショッピングモール、全十二階建てのショッピングモール。一般の人が入れるのは三階までで一階と二階は服屋やゲームショップ、本屋などがあり三階には映画館にカラオケ店ゲームセンター等の娯楽施設がある。また立体駐車場もある。四階より上は事務室などになっている。
「目印にはうってつけだな」
「確かに、で鈴の家は何処なの?」
「ここです」
そう言って如月さんはショッピングモールを指差す。もしかして……..
「如月さんの家ってもしかしてこのショッピングモール?」
「ハイそうです」
「「「エエエエエエエエ?!」」」

如月さんに案内されてショッピングモールに入った僕達は職員の出入口から奥に入りエレベーターで上にいく。そしてついたのは八階。
「「「お帰りなさいませお嬢様」」」
今回二回目の絶句。八階につくと何人ものメイドが頭を下げて道を作っていた。その道の中心から高校生くらいの人が出てきた。
「お帰りなさいませお嬢様そちらのかた達がお友達ですね私執事の西田と申します早速ですが少しだけ注意点を説明しておきます。お嬢様の部屋は九階になっております。申し訳ありませんがそれ以外の階をあまり歩き回らないで下さいますようお願いします」
そんな説明を聞きながら九階のある部屋に案内される。
「ちょっとかたずけしてくるからみんなここで待ってて」
そういって如月さんは別の部屋に移動する。部屋の様子を見ると色んな参考書がある。ほとんどがコンピューター関係だから一真の部屋だと思う。ちなみに一真はシステムの復興がまだ終わっていないらしい。
「笹本ってこんな本読むのね」
そう言って美波が本を一刷手に取る。すると中身が落ちた。えーとタイトルは『緊縛大全集』………
「これは……」
「偶然だろ色んな種類の聖典(エロ本)を集めてるだけだろ」
そう言って雄二が他の本を取る。やはりそれもエロ本を隠すためのカバーだった。タイトルは『拷問のすすめ』………
「雄二……」
「………偶然だろほら」
『調教の仕組み』
………これアウトだ。
「……パソコンの横にも何かある」
鼻血をだしながらムッツリーニが机を指差す。そこを確認するとあるのは二つのノート。1つには召喚融合とか二重腕輪とかよくわからない事が書かれている。もう1冊は何かの日記みたいだ。
「えーと何々?『○月△日召喚システムの復興が七割ほど終了した。夕方には鉄人に手伝ってもらって召喚融合の実験をしたが何かが足りずまた弾かれた。そう言えば変なやつがアクトについて語ってたけどなんたろ?もしかしてアクトをすべて集めたら完成するかも』………なんだろこれ?」
「召喚融合とアクトが関係しておるのかのぉ?ところで島田よアクトはどうしたのじゃ?」
「一真に腕のいいアクセサリー店を紹介してもらってペンダントにしたわ」
そう言って美波が出したペンダントにアクトが入っていた。
「ごめん!かたずけまだかかるからリビングでもいい?週末にはかたずけておくから」
その日は如月さんの家のリビングで勉強会をするこことなり途中で姫路さんも合流。予想道理の反応をした後十時頃まで勉強してその日はお開きになった。
 
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