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東方夢想録

作者:茅島裕
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博麗神社 編
博麗霊夢ルート
  第20話 世界線とお風呂

 
前書き
うp主「……マジか…グスン(涙)」

幾斗「どうした?」

うp主「孤独の観測者のお話、世界線を越えてしまった」

幾斗「いきなりなんだ?…何時もの厨2か」

幾斗は何処かへ行った。そして

うp主「幾斗、お前はこれから辛い運命に折れずに挑めるか?」 

 
現在、準備から解放されたオレは家へ向かっている。
強い雨に打たれながらあることを考えていた
オレはどうして今も生きているのだ?
前世が自分の薄れたこの記憶なのだろう?
なら何処からきたのか?
何をするために来たのか
それらのことを考えていると次第に不思議な考えが浮かんだ。脳裏にあった思考回路だ

「パラレルワールド…」

そう、パラレルワールド。
オレは他のワールドからここに来た、ワールドからこのワールドへ移動してきた。だが、幻想卿から幻想卿なのは変わらない
何が言いたいかって?

世界線だよ

世界線を越えて来た、オレが死んだ世界線からオレが死ななかった世界線に来た
この世界のゲートをハッキングして来た

「Hacking to the Gate?」

物理を破った考えだがな
でも、幻想卿は常識に囚われないからな

さて、馬鹿なこと考えてないでさっさと帰ろ





そして・・・

「帰ってきたぞ」
と一言呟き、家の中へ入る

霊夢「あっ!! 幾斗ぉ~!!!」

霊夢が急ぎでこちらへ向かってくる

霊夢「お風呂出来てるよ~。体冷やして帰ってくるのは予測済みですから」

「あ、あぁ」

なんだ、霊夢がなんか新妻なのだが…
まぁいいか。風呂に入るとするか


チャポン

「矛盾に気づくのか…だったか」

『亡霊は亡霊に、そして、観測者は矛盾に気づく』

オレは湯船に浸かりながらゆっくり考えた
帰る途中とはまた違った考えも出るかもしれん

そんなこんなでオレが思考回路を巡らせてる時

星花「お兄しゃま~♪」
と星花がお風呂のドア越しに話しかけてくる

「なっ、どうした?」

星花「せぇ~かも…はぃりたい」

「あぁ、どうぞ。入ってきな」

よくあることだ、気にすることもない
でも、考える時間が欲しかったかな

風呂から出てまた考え直すか…



ん?星花のお風呂シーン?
それはまた別のお話だ 
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