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転生したら主人公って…

作者:楼瑛
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私、高町なのはの独白

皆さんこんにちは私は高町なのはです。
単刀直入に言います。私、転生者です。しかも、前世は男でした。

まぁ、何を言っているかわからないと思いますので説明させてもらいます。
前世の私は電車に轢かれ上半身と下半身が分かれて死にました。駅のホームから元クラスメイトの女性に突き落とされました。
理由は嫉妬でした。なんでもその女性の彼氏が前世の私に惚れていたらしいんですよ。
それに気づいた女性は私を殺したらしいんですが、それを聞いた時本来だったら突き落とされるどころか女性を組み伏せられた筈なのに前世の私は呆然としてしまい抵抗も無く突き落とされてしまいました。いや、だって前世の私は男ですよ、まぁ少し顔は女ぽかったですけど。

それで電車に轢かれた私は言葉では表せないほどの激痛とともに自分のグシャグシャになった下半身を見ながら死んだはずだったんですよ。

しかし、気づくと目の前には神を名乗る不思議な人物。私は死ぬ時の苦痛から転生なんかしたくなかったんですが、強制なので無理といい笑顔で断られてしまい、特典を三つもらい転生しました。しかし、自分で決められたのは一つだけで残り二つは神に決められました。

一つ私が決めたのはD.Gray-manの「夢」のノアメモリーを頼みました。「夢」のノアメモリーならどんなに危険な目にあっても大抵は生き残れると思ったからそれにしました。まぁ、覚醒の時に電車に轢かれた時を凌ぐ激痛により2日くらい寝込みましたが。
後の二つは戦闘特化です。その時は、あまり気にしていませんでした。しかし、転生してから神の意図に気づきました。これは後ほど話します。

それに、他にも転生者がいるらしく。その中には王道系主人公キャラから踏み台系キャラまでいろいろといるらしいのです。そこで、私は神に頼みました。

「転生者たちとなるべく敵対しないようにして下さい」

と。まぁ、その時の私は浅はかでした。何故そんな事を言ったのか後悔すらしています。

何故なら、私は魔法少女リリカルなのはと言う世界に転生しました。しかし私自身、リリカルなのはを知りません。でも、流石に私の名前がなのはなのと、三年間くらい前公園のベンチに座っている時オッドアイの金髪イケメン少年が嫁とか言って話しかけてきた時に確信しました。

私は魔法少女リリカルなのはの主人公に転生したんだと。確かに殆どの転生者達とは、特に踏み台とは敵対しないでしょう。ても、転生者全員が主人公つまり私に攻撃して来ないとは思えません。

下手したら、物語の世界の主人公を殺して自分が主人公になろうと考えるものもいるかもしれません。私自身主人公そのもので無いのでそんな事を考えられても困りますが、そんなに主人公になりたいなら変わりましょう主人公のポジション。ウェルカムです。

まぁ、そんなのはまだ現れていないので考えなくてもいいでしょう。

前世の私の友人に二次創作の小説がすきな奴から聞いた話を元に考えて私なりにジャンル分けすると。普通にいい奴な王道系主人公転生者と王道系踏み台転生者と私の友達、その他の転生者の四種類がいます。まぁ、確かに友達は1人しかいないので種類だとその他ですから三種類ですね。いや、大雑把とか言わないでください本当に王道系主人公と王道系踏み台が目立ち過ぎて他は影が薄いんですよ。もちろん友達は除きます。
その他の転生者達は互いに牽制しあっていると、友達から聞きました。

それにしても、転生者は簡単にボロを出す奴が多すぎです。私は原作の主人公じゃ無いのできっと原作の高町なのはとは違うところが多いでしょう。そこに反応する奴は大抵が転生者です。まぁ、口に出す奴もいますし、小声だから聞こえてないと思ってるんでしょうが私には聞こえ出ますよ。いつも聞こえてると言ってやりたい衝動に駆られますがそこは聞こえないフリをして「いま、なに言ったの?」と聞くのが一番ですよ聞こえてることが知られると面倒なことになりますし。
しかも、転生者の殆どが学校のクラスメイトなんです。こんな学校生活では私の胃に穴が空きます。

しかし、私には癒しが三つあります。ツンデレなアリサ・バニングスちゃん、もの静かな月村すずかちゃん、そして転生者の西乃杏子ちゃんこの三人が私の胃が健在な理由です。杏子ちゃんは私が転生者だと知っている唯一の人です。杏子ちゃんは私と同じ様にリリカルなのはを知らなかったらしいです。

三人との出会いはアリサちゃんとすずかちゃんの喧嘩が鬱陶しいかったから止めてから何故か仲良くなりました。仲良くなる要素なんて無かった筈なのに。
杏子ちゃんとは三年間の私が主人公に転生したと確信した日に出会いました。まぁ、詳しい事は今度話しましょう。

それは置いといて、転生者達は総じて弱いんですよ。まぁ、見た限りですがね。マシなのは王道系主人公ですね。普段の歩き方でわかります。確かに強靭な肉体を持っている人は多いですが、それを全然扱えてません。え、杏子ちゃん?もちろん含まれてませんよ。

それに私の見たてが間違っていなければ知っている転生者全員と戦ってもまだ無傷で勝てますし。まぁ、あくまで個人のポテンシャルのみなので特典が道具や肉体に依存しないものだった場合はわかりませんが。

まぁ、そうでも大丈夫だろうと私は考えています。何故なら私のもらった三つの特典のうち「夢」のノアメモリー以外の二つがあるからです。その二つはドラゴンクエストから闇の衣と大魔王バーンのスペックでした。なんで物を押し付けてくれたんだと思いましたが、使いこなせるように修行しているとこれほど心強いものもありません。

その上、私と杏子ちゃんは私のお父さんから御神流と言う剣術を習っています。そして、お父さんにはかなり出来上がって来てると言ってもらえる程になりました。

まぁ、その他の転生者達は身体よりも心、精神が弱いので「夢」のノアメモリーで精神攻撃すれば簡単に倒せます。でも、王道系達は精神がバカ強い、いや、図太いのでしょうか?一度王道系踏み台に結構強めの一ヶ月くらい引きこもるくらい精神攻撃をしても次の日何事もなかったかのように学校に来てましたし。
この時は流石に驚きました。

「なのはちゃん、どうしたの?ボーっとして?」

「いや、なんでもないよすずかちゃん」

おっと、そう言えば今は学校へ行くバスでした。

「変ななのは」

「なのはが変なのは前からだよアリサ」

「酷いよ、杏子ちゃん」

「あははは、私は事実を言ったまでよ」

今日も、私は高町なのはの一日が始まります。 
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