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バカとテストと死んだ世界戦線

作者:エミル
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バナナと逃走と牢獄生活

 
前書き
投稿遅くなりました。すみません!!それではどうぞ〜 

 
学習棟A棟 校長室前

明久「はぁ……はぁ………何とか逃げきれた……」

僕は雄二に投げられた後、直井くんに当たりそのまま僕が標的にされ、追いかけられて何とか逃げきれた

明久「雄二め……後で覚えていろよ」
ゆり「何してるの?坂本君に何かされたの?」

後ろから声をかけたのはゆりさん。いつもは校長室にいるけど(寮に戻る時以外)自ら校長室を出るのはあまりない

明久「ちょっと……ね。ゆりさんには…関係のない話だから」
ゆり「何か少し気になるわね……もしかして坂本君とできちゃってる関係みたいな」
明久「いや!!それは絶対にないから!!」
ゆり「冗談よ。そんなに本気にならないでよ」

例え、冗談だとしても僕にとっては悪寒がするからやめてほしい

直井「貴様ら何をしている。今は授業中だぞ」

あ、直井君だ。ていうか、逃げないと!!

ゆり「あら、見つかったみたいね」
明久「そんなこと言ってないで早く逃げるよ!!」

呑気そうにしているゆりさんの手を引っ張って逃げる

直井「待て!!貴様ら!今捕まれば反省文100枚で許してやる!!逃げ続けたら反省室行きだ!!」
明久「どっちにしろ嫌だぁぁぁ!」

逃げる僕とゆりさんを直井君とNPC二人がしつこく追いかける

直井「くっ……あのバカは速いな…追いつけない」
ゆり「もう少しスピード下げなさい!私がついていけないわ!!」
明久「これでもまだ下げてるほうだよ!!」

生前で鉄人から逃げるために鍛えられた足はここでも生かされている。これなら楽に逃げきれる!



────と、その直後



つるんっ←バナナの皮を踏んで滑る音



明久「ぐぶふぉ!!」

突然、バナナの皮を踏んでしまい、後頭部を強打して僕は気を失ってしまった























反省室

明久「痛てて………まさかあそこでバナナの皮を踏むなんて……」


気がついた僕は反省室にいた。ちなみにゆりさんは僕を置いてそのまま逃げたらしい

直井「貴様ら、早く入れ」
雄二「へいへいっと」
ムッツ「……………(コクン)」
秀吉「なぜわしまで……」

次に反省室に来たのは雄二とムッツリーニと秀吉だった。扉がバタンと閉じられると三人は静かに座る

明久「ねぇ………三人とも。なんで捕まったの?」
雄二「いや、俺は校内を歩き回っていたらあいつらが来てな。で、逃げている途中になぜかバナナの皮を踏んですっ転んじまった」

こいつも僕と同じ末路をたどったみたいだ

明久「じゃあ、ムッツリーニは?」
ムッツ「女子k──────……いや、調査をしていた時に捕まって……」

(女子更衣室って言おうとした)
(女子更衣室って言おうとしたな)
(女子更衣室と言おうとしたのじゃ)

こいつの捕まった理由も分かりすぎる

ムッツ「………それにあの中二病にカメラを壊された!!」
明久「な、何だって!?それ本当なの!?」
ムッツ「………数々のお宝写真がぐしゃぐしゃに踏み潰された。当分は販売できない」
明久「それじゃあ……もうムッツリーニの写真は買えないじゃないか───!!」

最悪な出来事に僕は一瞬、絶望してしまった。というか、久しぶりにムッツリーニが怒っているところを見たような気がする。あのカメラはムッツリーニにとって命のような存在なのだ

明久「んで、秀吉は?」
秀吉「わしも追いかけられていたのじゃ。それで隠れてやり過ごそうと隠れたのじゃが……捕まってしまったのじゃ」
明久「一応聞くけど……どこに隠れたの?」
秀吉「みかん箱の中じゃ。なぜバレたのかよく分からんのじゃ……」

本人はみかん箱で隠れきれているらしいが、実際にはバレバレだ



雄二「まぁ、とにかくここでくよくよしても仕方ねぇ。明日の朝になればまた出してくれるさ」
秀吉「お主は気楽でいいのう……」
ムッツ「………中二病…直井……許すまじ!!」
明久「早くここから出たい……」

こうしてほぼ男だけの夜は更けていった

















目が覚めると、外はザーザーと雨が降っていた。そして部屋の中では雨漏りになっている

明久「そろそろ出してくれる時間帯だけど……来ないね」
雄二「まさか忘れられてるっていうオチはあるんじゃねぇか?」
秀吉「不吉な事を言わないで欲しいのじゃ」
ムッツ「………その内待てば来るかもしれない」

とりあえず待ってみたが、中々来ない。まさか本当に忘れられたんじゃ……

雄二「……………もう我慢出来ねぇ」

突然、雄二が苛立たしい声を放つと固い扉の前に立つ。そして



バゴォン!!



後ろ蹴りでその扉を破壊する。……………凄っ

明久「ゆ、雄二……いつの間にそんな力を………」
雄二「いや、翔子に毎回監禁されていたせいか扉を壊す方法が分かっちまってな」

改めて思うが、雄二が悪鬼羅刹と呼ばれてた時期があったが、まさにこれが昔の雄二だと少し思ってしまった

秀吉「普通は扉を壊すなんてできないぞい……」
ムッツ「………どちらにしろ、出れたからよかった」


僕達は反省室から(勝手に)出ると校長室に向かっていった


 
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