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転生者が赤龍帝!?

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旧校舎のディアボロス
  原作へ突入

こんにちは、俺、兵藤一誠です。
今はどこかって?
今は駒王学園の屋上で昼寝をしています。
いや~授業がつまらなくて・・・
他のみんなは授業を受けているけどね。

そして時間は過ぎていき放課後となった。

「イッセー帰ろう。」

と声をかけてくれるのはアリサだ。

「先に帰ってくれ。やりたいことがある。」

「それはなんだ?」

とヴァ-リが話しかけてくる。ここでは言えないしな・・・

「家で言うから先に帰ってくれ。ここでは言えない。」

「そこまで言うならしょうがない。俺たちは先に帰っている。」

みんな分かってくれたようで全員帰ってくれたようだ。一人を除いて・・・
それはアリサだ。教室の前で待ってるのがバレバレだ。
こうなると聞かないからな・・・教えるか。

「アリサどうした?」

「イッセーが心配なの。いったいどうしたの?」

予想通りの質問が来ました。

「分かってるとは思うがここには堕天使が潜伏している。
それは知っているな?」

「ええ、それは知ってるわ。」

「そしてこの学園には俺たち以外に・・・
一般生徒に三人神器を持っている奴がいる。」

ここまで言えば分るよな?

「・・・そういうことね。私も行くわ。」

少し考えたが分かったようだ。ってついて来るのかよ。

「わかった。一緒に行くか?」

「うん!」

こういうところは可愛いんだよな。

「し、しまったーーーーーーー」

「どうしたの?」

「見失った。」

「えっーーーーーー!?」

「エロ三人組はどこに・・・」

これはやばい。やばいぞーー。どこかでさわぎを起こさないかな。
そうすればすぐに見つかるのに・・・。

『待て、エロバカトリオーーーー!』

エロバカトリオ?まさかな。と思い武道場の方を向いてみると女子剣道部の部員に追いかけられていた。

「「あ、いたーーーー」」

見つけたのはいいけどあいつら何やってるんだ?
女子剣道部の着替えの覗きかよ・・・。そして追いかけられている。
いつも通りの光景・・・
いつも通りってのはいけないけど、本当に懲りないやつらだな。

「イッセー。」

「ん?」

「私のなら覗いてもいいわよ。」

な・に・を・い・って・る・ん・だ?

「はい?」

「だから私の着替えなら覗いてもいいわよ。」

「俺はそんな趣味はない。さっさと行くぞ。」

そして俺はアリサの手を引っ張り、エロ三人組を追いかけて行った。
追いかけていくと三人組の前に人?いや、堕天使がいた。

「「「私と付き合ってください。」」」

ダメだ。こいつらの目がキラキラしてる・・・
お前ら殺されるぞ・・・

「「「はい、よろしくお願いします。」」」

「来週の日曜日に私たちとデートしませんか?」

「「「はい、よろこんで。」」」

返事を返すまでに用いた時間はおよそ一秒。
はぁ~おかしいと気づかないものなのか?
お前らの噂は他校までとどいてるのに。おもに悪い方で。
そんな奴に告白する人はいないぞ。人じゃないか・・・堕天使だもんな。
すると堕天使は去って行った。
日曜日か・・・
追跡のついでに俺もアリサと出かけようかな。

「アリサ、俺たちも追跡のついでに一緒に出掛けない?」

「もちろん。行くわ。」

こうして俺たちは日曜日に追跡&デートをすることが決まった。




☆★☆★☆★☆★



~週末~

俺とアリサはエロ三人組である兵頭龍司、松田康太、元浜欠流のデートの後をつけている。
よかったよ~トリプルデートで。
もちろん俺もアリサと一緒です。
腕を組みながら歩いていると周囲の男どもの嫉妬の視線が痛いぜ。
俺は勝ち組だ!「わっはっは」とか言ってる場合じゃない追いかけないと。

初デートの初の行先は映画か。俺たちも映画にしよう。

「アリサ、俺たちも映画に行こうぜ。」

「これがいいわ。」

これは・・・なかなか面白そうな映画じゃん。

「よしこれにしよう。中に入ろうか。」

なんと、驚くことにあいつらも同じ映画を見るつもりらしい。
あとで探さなくてもよくなる。ラッキー!
映画が終わるとショッピングモールへ行くらしいので、俺たちもショッピングモールへと行った。
あいつらもちゃんとしたものを買ってあげていた。
もちろん俺も買ってあげた。何をかって?ネックレスさ。
次は食事をして、ゲーセンへ行った。
フードコートもたまにはいいと思いましたよ。お金は飛んでいきますけどね。
ゲーセンでもお金は飛んでいきました・・・。

そして空が夕焼けになるころには公園に入っていく。
すると堕天使の一人が気づかれないように結界を張り出した。
そろそろ殺る気だな・・・

「私のお願いを聞いてくれる?」

確かこいつは天野夕麻と呼ばれていた堕天使だ。
一番最初に言い出したってことは主犯格か!

「俺たちにできることなら何でも。」

「死んでくれないかな?」

当の本人たちは『へっ?』という顔をしている。
そうだよな。突然死ねなんて言われたら。
俺だったらトラウマものだわ。
その刹那—―――堕天使から黒い羽が生えた。
本格的にやばい。

「アリサ、そろそろ出るぞ。」

「わかったわ。」

『ドラゴンフォース』

これは滅竜魔法最終形態。
自分の皮膚にドラゴンの鱗が浮かび上がり、身体能力と魔力が上昇する。
ちなみにこれが初使用である。

「堕天使さん。そいつらを殺さないでもらえるかな?」

天野夕麻と呼ばれていた堕天使が光の槍を俺たちに向けて投げてくるが・・・
俺は腕を鉄に変化させガードする。

「あなたたちは何者?」

「俺らはただの人間だ。」

「だけどもう遅いわよ。もうあの子たちは殺せたし。
さようなら。龍司君。
あと、そこの人間、今度会うときは殺すからね。」

といい堕天使どもは去って行った。
他の堕天使のことをすっかり忘れてた・・・
すると、紙に書いてある魔法陣から紅髪の女性がが現れた。
そう。俺が知っている人物。上級悪魔のリアスグレモリーだ。

「呼んだのはあなたたちね。
おもしろいことになってるじゃない。私のために生きなさい。」

というと悪魔の駒を三人の中へと入れた。怪我もすっかり治ってるようだ。

「こんにちは、リアス。」

「あら。イッセー。ごきげんよう。
あなたたちがやったの?」

「違う。堕天使だ。」

「とにかく明日、放課後に使いを出すから部室に来てちょうだい。」

「了解。そこの三人は任せるぞ。」

「ええ。」

そして俺とアリサはその場を去った。




龍司side



彼女がいない歴=年齢の俺に彼女が出来ました。
今、俺は松田と元浜とトリプルデートをしています。
楽しい一日が過ぎてもう夕方。クライマックスですよ。

「今日は楽しかったね。」

夕日をバックに微笑む夕麻ちゃんたち。なんて可愛いんだ。

「私たちのお願い聞いてくれる?」

「何かな?」

まさかこの流れはキ、キス?
夕麻ちゃんは微笑むだけだ。
そして、はっきりと微笑みながら・・・

「死んでくれないかな?」

・・・え?・・・・どういうこと?・・・聞き間違い?
その刹那—―――堕天使から黒い羽が生えた。は、羽?松田と元浜も驚きを隠せないようだ。
すると突然、後方からクラスメートの兵藤一誠と兵藤アリサさんが現れた。

「堕天使さん。そいつらを殺さないでもらえるかな?」

とイッセーが言っている。堕天使ってなんだ?

すると、松田と元浜の彼女の夕菜ちゃんと夕香ちゃんも背中から黒い翼が生えた
バサバサと羽ばたきをすると俺たちの足元に黒い羽根が落ちてくる。
彼女たちの目は今までの可愛らしいものから冷たいものへと変化していた。

「楽しかったわ。あなたたちと過ごした、子供のおままごとに付き合えて。」

イッセーに助けを求めようとしたが、彼は夕麻ちゃんと戦っていた。
夕菜ちゃんと夕香ちゃんは手に光を集めて槍のようなを作り出していた。
それを投げ飛ばしたと思ったら松田と元浜の腹には風穴が空いていた。
近寄ってみるが、ほとんど息をしていなかった。虫の息だ。
そして俺も・・・腹に穴を空けられていた。

「ごめんね。あなたたちは私たちにとって危険分子だったから、早めに始末させてもらったわ。恨むならその身に神器を宿させた神を恨んで頂戴。」

と言い残して飛び去っていった。
何で俺はこんなところで死なないといけないんだ?
意識が遠のいていく・・・。松田と元浜は生きてるか?。・・・これが死・・・・・。
自分の血を見て思う。死ぬなら、どうせ死ぬなら、リアス先輩の胸で死にたかった・・・。
これで終わりか・・・・。イッセー助けに来てくれてありがとう。
これだけは言いたい。言葉に出なくても・・・

「呼んだのはあなたたちね。
おもしろいことになってるじゃない。私のために生きなさい。」

この声は・・・聴いたことがある・・・・。・・・先輩だ。

こうして俺たちの日常は非日常へと突入していく。





























 
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