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ビリーおばさんとタビタおばさんのお話

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第一章

             ビリーおばさんとタビタおばさんのお話
 タビタおばさんは子供達にです、お家の中でこう言うのでした。
「それじゃあお母さん今からね」
「うん、お買い物だよね」
「晩御飯のおかずを買ってきてくれるのね」
 トムと彼の妹のミトンとモペットがタビタおばさんに応えます。
「それで今日の晩御飯は何なの?」
「何を作ってくれるの?」
「お父さんが今川で釣りをしているからね」
 そこでお魚が手に入るというのです。
「だからお野菜を買って来るわね」
「それでシチューなの?」
「それを作ってくれるの?」
「お魚はムニエルにして。ソーセージも買って来て」
 タビタおばさんは子供達に応えながらトム達に言うのでした。
「それでシチューを作るわね」
「うん、それじゃあね」
「楽しみにしてるね」
「留守番していなさいね」
 タビタおばさんは子供達にこのことを強く言うことを忘れませんでした。
「戸締りをきつくしてね」
「犬が来ても入れない様にだね」
「お留守番をしないと駄目なのね」
「そうよ。それにお家の中でも悪いことをしたら駄目よ」
 このことを言うことも忘れません。
「散らかしたりしたら、わかるわね」
「うん、お尻を叩かれるんだよね」
「そうなるのね」
「そうよ、その時はお母さんは本当に怒るから」
 若しもです、お家の中を散らかしたりしたらだというのです。
「わかったわね」
「じゃあ何かをしなかったらいいんだね」
「お留守番さえしていたら」
「そうよ、絵本でも読んでいなさい」
 おばさんは子供達にこのことを勧めます。
「学校でも勉強してるでしょ」
「じゃあお勉強しろっていうの?」
「そう言うの?」
「そうよ。お勉強しなさい」
 お母さんは子供達に言うのでした。
「わかったわね」
「うん、じゃあ絵本を読んでね」
「お勉強しながらお母さんを待ってるわね」
 トムも彼の妹達もこう言ってタビタおばさんを送りました、そうしてです。
 タバタおばさんは市場に出掛けてまずはソーセージを買いました。おばさんはそのソーセージを見て肉屋のおじさんにこう言うのでした。
「このソーセージかなり大きいわね」
「そうでしょ、うちのお店の自慢の品だからね」
「手作りのソーセージね」
「そうだ、どのお店のソーセージにも負けないよ」
 そこまで美味しいというのです。
「どんな料理にしても抜群に美味いからね」
「それじゃあシチューにしても美味しいのかしら」
「勿論だよ」
 そのお料理に使っても美味しいというのです。
「だから安心してね」
「ええ、買わせてもらうわね」 
 こうしてソーセージを買ってでした、次は。
 お野菜を買いました、シチューに使う人参と玉葱、それにジャガイモをです。そういったお野菜を持って来たバスケットボックスに入れてです。
 タビタおばさんは意気揚々とお家に帰るのでした、ここまではまっすぐに帰ります。ですがその帰り道になのでした。
 タビタおばさんは従姉妹のビリーおばさんに会いました、そしてビリーおばさんに対して自分から声をかけました。
「ビリーちゃん、久し振りね」
「あら、タビタちゃんじゃない」
 ビリーおばさんは自分の方に歩いて来るタビタおばさんを見て笑顔で応えました。
「最近どうしてたの?」
「どうしたもこうしたもね」
 タビタおばさんはビリーおばさんに自分も笑顔で言うのでした。 
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