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SAO ~青の剣士達~

作者:ルチル
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第1部 SAO
  16話 新ギルド

 
前書き
今回はアスナ視点です 

 
私は今日、ケイタ君からメッセージを受け取った

from:ケイタ
新ギルドを作ろうと思う
   アスナも入って!
   キリトも入れるつもり(強制)

私は最後の1文に引かれたので、早速団長へと会いに行く

  ◆

「どうぞ」

「失礼します」

私は団長のいる部屋へと足を踏み入れる

「何の用かな?」

「ギルドの脱退をお願いしに来ました」

団長の顔が厳しくなる

「なぜかね?」

「最近、ギルドの方針が合わなくなってきましたので」

「ふむ....副団長が抜けるのは痛いが仕方ないな.....後任を決めなければ」

「でしたら、アイリに」

「そうするとしよう」

「では」

「脱退を認める」

「ありがとうございます!団長!いえ....ヒースクリフさん」

「攻略で顔を合わせよう」

「はい」

  ◆

私は無事KoBを抜けられたのでケイタ君にメッセージを送る

to:ケイタ
  分かった。私も参加します

しばらくするとメッセージが帰ってくる

from:ケイタ
   了解!3層で待ってる。キリトもいるよ

私は3層に向けて走り出す

  ◆

「お待たせしました!」

「アスナ~!」

「サチ!」

「元気だった?」

「うん!」

そこには元<<月夜の黒猫団>>の皆とキリト君がいた

「なぜ俺まで.....」

「いいじゃん!」

「俺はギルドには......」

「まだ、引きずってんの?もう終わった事だよ?」

「そうだけど......」

「キリトのおかげで助かったんだからさ」

「なにかあったの?」

「そっか.....知らないんだね.....アスナは.....」

「もう、昔の事さ」

「かつて、僕達<<月夜の黒猫団>>とキリトの間にあったことさ」

「そうなんだ.....もしかしてキリト君がソロでいる理由って」

「たぶんその事なんだろうな.....さて皆そろったし.....」

「新ギルド設立だ!」

「リーダーは?副リーダーは?誰がやるの......それに名前だって.....」

「リーダー、副リーダーは決まってる」

「誰だよ?」

「君だよ...キリト.....副リーダーはアスナね」

「はい!?なぜ俺!?」

「キリト君がリーダーなら副リーダーやるよ」

「いいだしっぺがやれよ!ケイタ!」

「こういうのはキリトが向いてそうだし......決定!」

「ふざけんなよ!?てか決定するんじゃねえ!」

キリト君は怒鳴ってる

「キリトが怒ったの久しぶりだね」

サチは面白そうに言う

「なに、サチも乗ってるんだよ.....」

「キリト君......リーダーにならないとあの事バラすよ?」

「アスナさん?なんか怖いです」

キリト君はおびえたように言う

「あの事って何?」

「実はね.....」

「言うな!アスナ!それだけは......」

お願いするような目で言われました
なんかかわいい....

「知りたい!」

「どうしようかな?」

キリト君の珍しい顔をもっと見たかったので考えるそぶりをする

「分かりました!やります!」

キリト君はもう何とでもなれ!みたいな声で言う

「それでいいよ.....じゃあ、私が副リーダーね」

「アスナさん、教えてください!」

サチに興味を示されたので私は応える事にした

「いいよ.....私はキリト君と付き合ってるの」

しばらく沈黙があった

「「「「ええ!?」」」」

「ア、アスナがキリトと!?」

「嘘だろ!?」

「よかったねキリト!」

「アスナ.....覚えてろよ.....」

なんかキリト君怖い顔してるけど無視

「いいでしょ?同じギルドメンバーになるんだから」

「と、とにかく行くぞ」


こうして私たちのギルド<<星達の光>>(ほしぼしのひかり)ができた
リーダーはキリト君、副リーダーは私、メンバーはケイタ君、サチ、ササマル君、
ダッカー君、テツオ君の計7名

後に、アインクラッドの三大ギルドとなるギルドの結成だった
 
 

 
後書き
サチ達月夜の黒猫団は全員生きてます
皆良い人だったので生き残った事にしました 
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