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バカとテストと召喚獣~兄と私とFクラス~

作者:ハマT
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第二十二問心理テストと弁当

 
前書き
問題
次の2進数を10進数に直しなさい
(1011)

姫路瑞希の答え
11

教師のコメント
正解です特にコメントはありません

笹本一真の答え
10進数、11
16進数、B

教師のコメント
正解ですが16進数にしなくても大丈夫ですよ

吉井明久の答え
B

教師のコメント
それは16進数です

如月鈴の答え
1011

教師のコメント
それは2進数のままです

 

 
僕たちは今日から強化合宿にいく事になっている。Aクラスはリムジンバスで案内があるけど僕たちはまさかの現地時間。電車を乗り換えて二時間ほど電車に揺られている。
「おいこれ何体狩るつもりだ?」
今僕たちはモン○ンでイビル○ョーを狩っている。ちなみにメンバーは僕と雄二と一真とヤスだ。え?何で一真とヤスがいるっかって?だって一真は学園長の親戚だよそれくらい簡単だよ。ヤスは一真についてきただけだけど…
「いつまでって俺の両手剣を強くするまでだ」
「兄貴両手剣じゃなくて太刀っす」
そんな会話をしていると美波が話しかけてきた。どうやら緑とオレンジと青でそれぞれ異性の名前をあげる心理テストらしい
「緑が霧島でオレンジが工藤、青が木下だな」
「俺は緑が島田オレンジと青が翔子だな」
「俺っちは緑が姫路の姉御でオレンジが姉貴、青が島田の姉御っす」
「緑が美波でオレンジが秀吉、青が姫路さんかな」
「何でウチが青で瑞希が青なの?!」
何でって昔見えた下着だなんて言えないよ。
「ほうなるほどな」
美波の見ていた本を雄二が覗きこんだ。
「明久緑が友達オレンジが元気のでる異性青が………」
「坂本ダメ!!」
美波がかおをあかくしている。熱でもあるのかな?
「にしてもこの結果を見ると一真は木下、ヤスは島田に気があるみたいだな」
「うっ………誰にも言うなよ」
「ヘイヘイ」
「?なんのことっすか?俺っちが島田の姉御に気があるって?」
「まさか明久以上に鈍感なやつがいるとわな」
「にしても腹減ったな」
「実はお弁当を作ってきたんですけど……」
ヤバイ!!このままだったら僕たちは……
「忘れてしまいました」
助かった。
「そういや鈴弁当作ってたよな?」

「木下くんはい、あーん」
「おうあ、ありがとうなのじゃ……!?こ……これは……」
「どうしたの?!もしかして美味しくなかったの………」
「そんなことないのじゃ……とても美味しいのじゃ!!特にこの梅干しの苦さとか最高じゃ!!」
「よかった……木下くんにそういってもらえると嬉しいよ」

……イチャついて二人だけの世界に入ってる。
「さすが鈴ちゃん……」
「ウチも頑張らないと……」
「あいつもそんな年か……」
なんか姫路さんと美波と一真が呟いたけどきこえなかった。
「仕方ねぇ俺の弁当食うか?」
「………食べれるならなんでもいい」
ムッツリーニ起きたんだ。ってか一真の弁当味の戦争だからなー 。
「?!なんだこの味?!辛いのか?!いや酸っぱいのか?!」
「あ、葉月!!何でここにいるの?!」
「お父さん転校だけはやめてー!!」
「……(ブシューー)」
………卵焼きを食べた姫路さんと美波とムッツリーニが凄いことになってる…
「またミスったか……」
「ミスって?」
「卵焼きだけうまくできないんだこの前なんて鈴がうわ言で木下ーって呼んだこともあったからな」
「そーなんだじゃあ卵焼き以外をもらおうかな?」
そう言って僕はスクランブルエッグを食べる。あれ?なんか川が見えてきた……
「スクランブルエッグもアウトだったか……」
そこで僕は意識を手放した。 
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