この明るい星空の下で。

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星空荘の天文部。

９月も終わりかけた９月２７日、俺達は今日からここ、「星空荘」に住むことになった。
「こんにちは～・・・」
夜空は恐る恐る声をかけた。
「・・・・・・・」
ガラッ！
「きゃぁっ！」
俺の腕にしがみ着いてくる。
「なんだ君たちか！入って入って」
「神条先輩・・」
「なんだよ怪しむなって！それと、
俺のことは悟でいいから。」
「はぁ・・」
俺達はボロボロの外観の寮に足を踏み入れた。
「あっ靴はここな。」
中は意外に綺麗だった。
入ってすぐに階段、まっすぐいくと風呂場、右側にダイニング、という感じだ。
「悟？お客さん？」
「佑香、今日からうちにくる新入りだ。」
「あっえっと・・」
「あっ別に自己紹介はいいから、二階堂先生が済ましてるからね。
僕は神条悟、こっちは・・」
「筒野佑香でーす！」
「むっ、キャラが被る・・」
「さぁみんな集まったわね。」
二階から二階堂先生が降りてきた。
「星空荘へようこそ！」

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