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この明るい星空の下で。

作者:音無咲夜
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奏、優しさの理由~夜空三咲~

始業式の後、自転車置き場。
「いや~先輩!マジパネェッス!」
「奏くんかっこいいね~惚れ直しちゃった!」
「言われたことをやっただけだ。」
「またまた~瑞希ちゃんがそんなこと言うわけないじゃない!」
「マジカッコイイッス!」
「っていうかお前らはどうやって帰るんだ?三人のりは無理だぞ。」
「ふふふっ、夜空先輩はこの前に二人のりしたようじゃないですか」
「ギクっ」
「そういうことで今回は私が乗ることにします!」
「くそっ!」
「おれに選択権はないのね。」
「どっちを選ぶんですか?」
「乗せないを選ぶ。」
「駄目です。」
「ほらな。」
そういいながら俺達は家に帰った。
慧のあの顔を思い浮かべながらこう呟く。
「まぁいいか。」

 
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