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古の鉄の巨人を駆る他世界への介入者

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戦乙女と戦武人 混じりあう二人の言葉

 
前書き
若干のヤンデレ成分含む

っていうかもう私の作品のヒロインヤンデレ固定でいい? 

 
デュオンデュオン…カチャ

「(ゴクッ…)ふぅ…久しぶりのワインはやはり旨い」
「本当だねキョウスケ」

クラス代表決定戦後、キョウスケは千冬とともに仕事を片付けてキョウスケは約束の時間まで自室でワインを楽しんでいた。この世界での自分はワインを好んでいたっという事らしいからだ。キョウスケ自身もワインは好きなので違和感はない。年代物のワインのコルクを開けた時、教師として仕事をしてクタクタになったアルクが部屋に入ってきたので、ワイングラスをもう一つ出して共にワインを楽しんでいる。

「それでそちらはどうだったアルク、教師としての仕事は」
「仕事するのは楽しかったから別にいいんだけど、お兄ちゃんの妹だからってやたらめったらこっちの事を聞き出そうとする子が多くて参っちゃうわ」
「なら今度はこういってやれ、そんなに聞きたいなら力をつけて直接俺に聞き来いとな」
「いうと思ったよ」

そういってアルクもワインを口にする。グラスに入っているワインを飲みほすとアルクはグラスを置いて立ち上がった。

「それじゃ私はこの辺でお暇させてもらうね」
「なんだ、用でもあるのか?」
「そりゃあるよ、折角の婚約者と再会してから初めて飲みあいでしょ?邪魔する訳にはいかないよ。それじゃばいにゅ~ん♪」

そういってアルクは笑ってから部屋から立ち去っていった。キョウスケはアルクの気遣いを感じたのか苦笑してからアルクのグラスを洗って新しくグラスを一つ出した。するとそれど同時に部屋の扉がノックされた。キョウスケはタイミングの良さにアルクと千冬が密約でも交わしているのではないかと考えてしまう。扉を開けるとそこには、扉が開いた瞬間に少しビクっと身体を震わせて、顔を赤らめ、ちらちらとキョウスケを見る千冬の姿があった。

「お、遅くなってしまってすまない…仕事が長引いてしまって…」
「気にしてはいないさ、さあ入ってくれ」

千冬はキョウスケに誘われるまま部屋へとはいっていった。キョウスケはベットの上で眠っているブロンデーを優しく抱き上げて即興で拵えたブロンデー専用の小型の家に入れてやった。千冬とキョウスケは床に座った。キョウスケは胡坐にも関わらず千冬は正座だ。キョウスケはそんな千冬をみて笑った。

「何を緊張してるんだ千冬、何も緊張する事などないだろう」
「な、何をいうんだ、私がどれほどこの機会を楽しみにしていた事か…そ、それに数年ぶりに改めて顔を会わせると恥ずかしすぎてお前の顔を見れないんだ…(///)」

何年間も会えず仕舞いだった二人、キョウスケは恥ずかしさなど欠片も感じていないが千冬にとっては恥ずかしさ極まるもののようだ。キョウスケは呆れたのように溜息をしてから一度立ち上がって、羞恥に耐えている千冬に近寄っていきそのまま

「キョ、キョウスケェェエエ!!!??」

後ろから抱きしめた。千冬はいきなりのことで慌てている、がキョウスケの頭は自分の肩の上、しかも体は密着している。キョウスケの鼓動を直に感じる事が出来て千冬は興奮し始める。

「俺の顔が見れないか…なら見れるようにしてやるだけだ、それとも、俺の顔を見るのが嫌いになったのか…?」
「そんな事はない!!なら今此処でそれを証明してやる!!」

千冬は身体を捩じらせるようにしてキョウスケと向かいあうようにしてから、キョウスケの唇を覆うようにキスをする。キョウスケは少し驚いて身体を固めるが、身を千冬へと委ねていく。

「(………ぁぁ…感じられる、感じられている!キョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケをキョウスケを!!ぁぁこのままキョウスケを感じていたい!永遠にこのままずっと!!もう寂しくない、私とキョウスケは一つに繋がっているんだ、そうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだ!キョウスケは私だけのもの私のもの私のもの私のもの!)」
「(…何時までこのままの体勢にいるつもり何だ…俺が普通の人間だったらとっくに酸欠で死んでいるぞ)」
「(そうだもうキョウスケを私の傍にずっといさせればいいんだ!そうすればキョウスケは永遠に私から離れないしずっと一緒にいられる!)」
「(………千冬は俗にいうヤンデレだったのか、しょうがない、此方から仕掛けるか)」
「(なら早速、kむぅう!!!??)」

千冬はキョウスケを他の女性の視界に入れないようにと様々な考えを巡らせていた。そしていい考えが浮かびかけたその瞬間に、その全てが吹き飛んでしまった。なぜなら…

「んぅ、れろぉ、んちゅ、じゅるぅ…キョ、キョウスケェ…」

キョウスケが千冬の口内へ舌を入れたからだ。

「さぁ、千冬。おやすみ」
「え…?むぅ…」

キョウスケはもう一度千冬に口付けをすると千冬の全身から力が抜けて眠りについてしまう。流石にキョウスケもこれ以上は相手したくないのだろうか。

「…まさかヤンデレとはな」 
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