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鈍く光りそして消える

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凡人と天才

 
前書き

いよいよ始まります 
 

 


当たり障りなく平凡に過ぎていく毎日

寒さも厳しくなり紅葉が目立つ季節になった


そんな中、俺たち五人は奇妙な出会い方で非日常を体験することになるとは夢にもみていなかった。





『天才と凡人は違う。天才は自ら輝けるが、凡人はその光りを浴びて鈍く光るしかないんだよ。
それも出来ない奴なんてなんの意味もないんだ。』


『つまりお前はーーー凡人以下だと言う事さ』


「……ちっ。」

また、この夢か。
窓の外から小鳥の囀りが聞こえてくる。もう夜はすっかり明けていた
朝から随分と胸糞悪い夢を観たな、と一人呟く

朝6時、今日は日曜日だからまだ寝れると布団に潜り込む


が、あんな夢を観た後では寝れなかった

「くそっ……」

せっかくの休みだと言うのに腹が立つ
本当はもう少し寝ていたかったのだが仕方ないと珈琲を淹れる

独特の匂いが鼻をついた

一人暮らしをして半月、実家より断然アパートの方が近くこっちに越してきたが
飯や掃除は思いの外大変で実家に帰りたくなっていた


「にが……」


濃い珈琲はとても苦かった


このアパートはあじろぎ壮と言い俺の他に四人の住人が居るが近所付き合いもなく
お互いに顔を知っている程度だが面白いのは全員なにか精神的外傷つまりトラウマを
持っているという事が入居条件という意味の分からない条件だという事だ

あまり詮索はされなかったが大家は見抜ける力があるらしくすんなり入居できた

「散歩、行くか」

真っ赤なジャージを羽織った

ドアを開けるとまるでそうなることが当たり前のようにコンマ一秒程度の差で
入居者全員が出て来た

お互い顔を見合わせる


次の瞬間


眩しい光に立ち眩み 倒れた



『ようこそ。』


 
 

 
後書き

あまり意味が分かりませんが
仕様だと思ってください(´・ω・`)


まだ登場人物が分からないですね 

後々出てきます 
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