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暗いもの・鬱

作者:石榴石
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トモダチ

 
前書き
素直になれない少女の物語。 

 






『友達』という言葉は嫌い。



『自分』という存在が嫌い。





『あの子』と仲良くする『あの子』が嫌い。



私だけの『あの子』がいいの。



私だけを見ていて欲しいの。





私から『あの子』奪うあの子は『友達』じゃない。



他の誰かと仲良くする『あの子』は友達じゃない。





でも、待って。そうすれば私、ひとりぼっち。



本当の気持ちなの?





だから『友達』っていう言葉は嫌い。



『自分』なんて必要ない。





自分から友達だと思ってても、相手はそう思ってくれないなんて。



だからそんな『トモダチ』なんて要らない。
 
 

 
後書き
押し付けるようなものではないのです。

温かく、見守るようなそんな存在でありたいものです。 
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