| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

兎来訪!

 
前書き
全く違う考え方を持っている他人

そうだからこそ人は仲間を欲する

だがそれが新たな争いを産んでしまう

新たな争いが生まれる前に俺はそれを討った

裏切り者 碌でなし 人でなし 殺戮者

様々な呼び方で俺を蔑んだ

それでも構わなかった

それで未来で起ころうとする争いを止める事が出来たのならば 

 
ISの各種装備運用とデータの収集的な事をする事になった、特に専用機持ちは大量の装備が待っている。まあ一夏は例外のなのだが、一夏には新装備が届けられていない。一夏も面倒な作業をせずに済む喜んでいる、する事もないので適当な場所に腰掛けて酒のボトルを開けて飲み始める。

「(ゴクゴク・・・)ふぅ・・・なんか、美味い酒な筈なのにあんまり美味くないな」

現在飲んでいるのは太陽酒、かなりの極上の酒の筈なのだが一夏は旨みを全く感じられなかった。一夏は自分が何処か不満に思っているのか不満な事を思っていると瞬時に理解して、その訳を特定した。

「ああ・・・理解した・・・「ち~ちゃ~~~~ん!!!!!」・・・」

突如、砂浜から凄まじい砂煙を上げながら突進してくる一人の女性がいた。ウサ耳を着けたピンク色の髪をした女が居る、不思議の国のアリスと言われても恐らく違和感は無いだろう、彼女こそ、この女尊男卑の世界を作り出した張本人、ISの開発者 篠ノ之 束だった。彼女は千冬に飛びかかるようにジャンプしたが、千冬はそれを予知していたかのようにパンチで地面で叩き落してから、顔面にアイアンクローを決める。指がめり込むようになっているからには本気でやっているようだ。

「一々喧しいぞ束」」
「痛い痛い痛い痛い!!!やめてち~ちゃん!!」

千冬は束が十分に痛みを感じているのを見て取ると、アイアンクローを解いた。それから開放された束は真っ先に箒の元へと接近した。

「やあやあ箒ちゃん!」
「・・・どうも・・・」
「久しぶりだね~ずいぶんと成長したね~おっp(ドガスッ!!)」

箒は何処からか取り出した木刀の持ち手の部分で思いっきりこめかみを殴りつけた。だが何故か束はぴんぴんとしていた。

「殴りますよ!?」
「殴ってから言った~!しかもこめかみて!!?下手したら死んでた束さん!?」
「うるせ・・・」

一夏は一々騒がしい篠ノ之姉妹にイライラしだしたのか酒を飲むのをやめた。こんな気持ちで酒を飲んでも美味くもないし酒の無駄だと考えたからだ。そして超獣龍を起動させた。

「まあ、異常は無いわな。合っても俺が修正するし、んじゃ獣化のテストでも・・・」
「・・・」

一夏が獣化へと移行しようとしたら束が超至近距離から自分をキラキラとした目で見ている。一夏はそれが不快でしょうがなかった。だから、一気に加速して海に向かってジャンプした。

獣化(ビーストオン)!!グレイヴァ!!」

一夏の周囲の空気が変わり、紫の光に一夏は包みまれていく。そして一瞬のうちにグレイヴァへと移行した一夏は海面へと着地した。まるでアメンボのように水の上に立っている。

「何あれ!すんごい調べたい!!いっく~ん!それ調べさせて~!!」
「断る、よし何処も以上は無しっと。よし、獣化解除(ビーストアウト)

一夏は異常がない事を理解すると砂浜に戻った。その時に束にしつこく迫られる、一夏は非常にストレスが溜まっていたので、超獣龍を解除した状態で、海に向かって足を勢いよく振り上げた。すると足からは真空の刃が飛び出し、海を大きく割った。

「え・・・」
「ああなりたくなかったら黙ってるんだな。俺は今機嫌が悪いんだよ糞兎」

そう言って一夏は束の傍から去って行った。束は信じられないような顔をして一夏を見送った。

「し、篠ノ之 束博士・・・本物の・・・」

ただ一人、束の登場に心から喜びを感じている者がいた、モニカだ。彼女の中では束は神格に近く、忠誠を誓っているっといっても過言でも無いだろう。恍惚とした笑みを浮かべて束を見つめるモニカ。束はその視線に気付くが

「何こっち見てるんだよ、気持ち悪い」

といってそっぽを向く。だがモニカは見つめるのを辞めなかった、まるで狂信者のような崇拝の仕方のようだ

「さっさと用を済ませろ、束」
「は~い」

と千冬にせかされた束は箒への届け物を空中から降下させた。クリスタル状のガラスのような物に覆われた物が降下し、砂浜に突き刺さる。そしてガラスが展開し、そこから真紅の装甲に身を包んだISが姿を現れた。

「これが束さんが作り上げた箒ちゃん専用機!『紅椿』だ~!全てのスペックは現行ISの全てを凌駕する物なのだ~!!コアから何まで私のお手製なのだ~!」
「有難う姉さん!これさえあれば私は一夏の隣に立つ事が出来る!!」

箒は束に自分の専用機を要求していたようだ。一夏の隣に立ちたいという理由だけで、なんという自分勝手。しかも新しくコアを新造されたという言葉の意味を理解出来ているのだろうか。新たなコア、何処の国の所有物ではないコア。これを世界の国が知ったらどうなるのだろうか?自国の物にしようと躍起になるだろう。攻めて現存のコアを使用するならまだ良かったかもしれない。

「お、織斑先生~!!大変です~!!!」

麻耶が酷い慌て様で千冬に何かを話すと、顔色が一気に変る。

「現時刻よりIS学園教員は特殊任務行動へと移る。テスト稼働は中止。各班ISを片付けて旅館に戻り連絡があるまで各自室内待機しろ。以上だ!」

そう大声で全員に言うが女子たちはいきなりの不測の事態にうろたえる。がそれを見かねた一夏は手を叩いて注目を集める。

「ほらほら皆、なんだか大変な事にみたいだぞ?とりまテストは中止で、片付けスタート!終わったら旅館に戻って部屋で大人しくしてなさい!大人しくしてたら俺が特製のディナーを作ってあげようかな~」
「「「「「直ぐに片付けて旅館に戻ろうそうしよう!!」」」」」
「ちょろいなおい」 
 

 
後書き
一「一夏と!」

リ「うp主(作者)の!!」

一、リ「「後書きコーナー!!!」」

リ「はいっという訳で今回も始まりましたこのコーナー」

一「遂に束が登場したな」

リ「でもモニカの反応を結構困りましたけどね。結果この有様だよ!!まあ次回もこれは続くが」

一「マジか、それと前々から聞きたかったんだが前書きとかに書かれてるあれ、何?」

リ「まだ秘密だ、あれはこの作品の行方を左右するとんでもないものなんだ」

一「あれが?」

リ「そだよ。それでは皆さん!!作品を読んだら感想を送ってください!これを習慣にして貰えると助かります!感想は私にとって、最高の栄養剤のような物なのです!感想が来ると創作意欲が湧くのでよろしくです!」

一「質問なんかも募集中だぜ!」

リ「今日の晩飯はカレーだぜ!」

一「一週間連続でかよ」

リ「2週間連続だ」

一「わぁお」






今までの人生を振り返ると

一度も報われている気がしない

別にかまいはしないが・・・

どうして、ここまで世界は壊れているんだろうか 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧