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プリテンダー千雨

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プロローグ


長谷川千雨はネットアイドルである事を除けば普通の女子中学生・・・だと彼女自身は思っていた。だが、彼女の父親は人間に姿を変えられるトランスフォーマー“プリテンダー”であった!ゆえに千雨も巨大ロボットへ変身する能力を持っていたのだ!!

魔法先生ネギま!とトランスフォーマー超神マスターフォースのクロスオーバーです。プリテンダーは全員出す予定ですが、ゴッドマスターは出ません。一応、ヘッドマスタージュニアは出る可能性はあります。



私、長谷川千雨はネットアイドルをやっていることを除けばいたって普通の女子中学生だ。うちのクラス…と言うか麻帆良に居る奴らとは違って絶対に普通なのだ。
だが、中学二年の終わり。そうじゃないと自身の父親から教えられた。

「こんな森の中に呼び出して、どうしたんだよ、父さん。」

麻帆良にある森の中。私は目の前に居る自分の父親“長谷川小鷹”に問いかける。

「すまない、これから明かす事は人目につく所ではダメなんだ。」

「は?まあ、もったいぶらずに早く言ってくれよ。」

「分かった。とりあえず、説明するより見てもらう方が早いだろう。」

そう言うと父さんは左腕に着けた腕時計のボタンを右手の人差し指で押してこう叫んだ。

「スーツオン!!」

すると、父さんは変身ヒーローみたいな感じにあっという間にゴツイロボットみたいな鎧を身に纏った。

「な!?どう言う事だよ!?」

「だが、これだけじゃない。プリテンダー!!!」

私が混乱していると、父さんは別の言葉を叫んだ。すると、父さんの姿は今度は黄色い巨大ロボへと変わった。もう、着いていけねえよ・・・

「トランスフォーム!!」

そんな私を他所に父さんはまた別の言葉を叫んだ。すると、こんどはロボットからF-15に似た戦闘機へと変形した。そんなギミックまであんのかよ!!
その後、父さんは軽く飛び回るとロボットへと変形して着地した。そして、人間の姿へと戻る。

「父さん、今のは一体・・・」

「ああ、説明する。」




話によれば、父さんは“トランスフォーマー”と言う遠く離れた“セイバートロン星”で生まれた金属生命体らしい。つまり、ロボットの姿が本当の姿と言う事だ。本当の名前は“メタルホーク”と言い、人間とかの姿になれる珍しいトランスフォーマーと言う話だ。
何でも、仲間と宇宙旅行してたら遭難して地球に来て、そのまま定住したらしい。そこで一人の女性、つまり私の母さんと出会って今に至るんだそうだ。

「千雨。今日はお前にこれを渡しに来た。」

父さんはそう言って自分がしているのと同じタイプの腕時計を渡してきた。

「・・・まさか、これを使えば私も父さんみたいに変身出来んのか?」

「そうだ。」

「いらねえよ!そんな物騒なモン!!」

「私も千雨にはずっとこの事を知らずに普通の人間として生きて欲しかった。だが、そうも言っていられない状況になってしまった・・・」

「どう言う意味だ?」

「デストロンとクインテッサの影が地球に忍び寄っている。」

父さんの話によれば、クインテッサと言うのはトランスフォーマーの先祖となったロボットを生み出した種族だそうだ。自分達が楽をするためにロボットを生み出したのだが、奴隷として扱ってきたので反乱を起こされてセイバートロンを叩き出されてしまったらしい。今はセイバートロンを取り戻すために死の商人として暗躍しているんだそうだ。
そして、トランスフォーマーは暫く平和に暮らしたんだが、軍事用ロボット集団“デストロン”がクーデターを起こしたので民間用ロボット“サイバトロン”は自らを武装してこれと戦っていた。今は一応和平を結んでいるらしいが、それに納得していない奴らがクインテッサから武器を買って色々とやらかす事があるらしい。
因みに、父さんはサイバトロンだそうだ。

「別に私と一緒にデストロンやクインテッサと戦えなどとは言わない。ただ、もしもの時のために身を守る手段を与えておきたいだけなんだ。」

「・・・わかったよ。」

もし、デストロンやクインテッサと遭遇した時、何も出来ずに殺されるなんてまっぴらごめんだ。だから、私は腕時計を受け取った。

「使い方はもう分かってるな?」

「ま、さっき見てたからな。」

「じゃあ、試しにやってみろ。」

私はさっき父さんがやってたみたいに腕時計のボタンを押しながら叫んだ。

「スーツオン!!」

すると、私の体に装甲が纏われた。だが、何故か父さんみたいなゴツイ鎧ではなく、武装○姫とかイ○フィニット・スト○トスみたいな感じに水着みたいな体にフィットするスーツ+手足の装甲と背中の翼と言う姿になった。因みに、スーツは緑で装甲の色は父さんのロボットモードと同じ黄色だった。

「父さん・・・娘になんつー格好させんだよ。」

私は怒りで震えながら父さんを睨みつけた。すると、父さんは慌てて弁解する。

「ま、待て!その姿はお前がそうイメージしたからだ!!」

そう言えば、女として父さんのみたいなゴツイのは嫌だなとか、考えてたけど・・・それとやっぱり、メカ少女と言えばこんな感じって言うイメージが私の中にあるからか?

「と、とりあえず。今度はロボットモードになってみろ。掛け声は“プリテンダー”だ。」

「分かったよ・・・プリテンダー!!!」

ちょっと恥ずかしいと思いながらも、私はそう叫んだ。すると、私の姿はロボットへと変わった。装甲の色は濃い紺色。つまり父さんとはスーツとロボットモードの色が逆になっていると言う事だ。手足は父さんのロボットモードに比べて細く、腰もくびれているので女性らしい感じになっている。

「よし。最後にトランスフォームしてみろ。」

「んじゃ、トランスフォーム!!」

父さんに言われた通り叫んぶと、私は戦闘機へと変形した。その辺りは多分親子だからと言う事なのだろう。ひとまず、試しに近くを飛び回ってみる事にした。




初めての飛行は想像以上に楽しかった。だからつい麻帆良上空をぐるっと一周してしまった。これはちょっと癖になりそうだ。私はロボットモードに戻って着地すると、人間の姿に戻った。すると、父さんが感想を聞いてくる。

「気分はどうだ?」

「・・・少なくとも、飛ぶのは楽しかった。」

「そうか。だが、その力は遊びや悪い事には使ってはいけないぞ。」

「わかってるって。」

「それから、お前のサイバトロンとしての名前は“スチールレイン”だ。ロボットモードの時はなるべくそう名乗った方がいいぞ。」

「いや、流石にそれは遠慮しておく。」



つづく
 
 

 
後書き
え?TFと人間の間に子供が出来るのかって?

こまけえこたあいいんだよ!! 
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