| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ソードアート・オンライン~紅き剣聖~

作者:ARISEN
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

一部 浮遊城アインクラッド編
  始まりの日

 
前書き
本編スタートです! 

 
「ここがアインクラッド…茅場さんの世界、か」
俺は周囲を見回しながら呟いた。
そして、自分の姿を確認する。
「武器って、どこで買うんだろ?」
街をぶらぶらしていると、
「うわっ!」
「っわり! 大丈夫か?」
一人の少年とぶつかってしまい、謝りながらてを貸す。
「あ、あぁ……大丈夫だけど」
少年は………勇者顔だった。
俺は、地味な顔だ。
──まぁ、それはおいといて、
「そんなに急いで何処に行くんだ?」
「武器を買いに行く所だったんだ」
「武器、か………俺も一緒いいか?」
少年は少し迷った様な顔をしたが、すぐに、
「分かった、じゃあ、こっち」
「あぁ………そうだ! 俺はソウスケ、よろしくな!」
──自己紹介ぐらいしなきゃな。
「………キリト、だ……よろしく」





*************


「はっ!」
俺は街の外で、ソードスキルの練習をしていた。
「今のはけっこう良い感じだったな!」
キリトが珍しく声を上げる。
今、練習しているのは《ホリゾンタル》片手剣の基本的なスキルで横水平切りの技だ。
「うりゃー!」
この声の主はクライン、武器を買いに行く時に増えた。
──元気は良いけど、今回は駄目だな、声だけだ。
「くっそー! 何でだ!」
「頭ん中でイメージするんだよ! こう、ドカーン!って」
「かなり抽象的だな」
ちなみに上から、
クライン

キリト、だ。

──楽しい、いつの間にかそんな気分になっていた。
「どうした? ソウスケ?」
クラインが聞いてくる。
「何でもねぇよ」
俺は軽く笑っていた。
現実(リアル)ではそんなに笑ってなかったし、楽しみもなかなか無かった。


そんな時間が終わりを告げることを俺たちはまだ知らなかった。


 
 

 
後書き
ソウスケ「やっと本編か、とりあえずおめでとうだな」

キリト「でも、まだ俺達しか出てきてないな」

クライン「お・れ・さ・まを忘れるなー!」

ソウスケ&キリト『あ、ゴメン(棒)』

アスナ「私はもう少し先だね!」

ソウスケ「初登場、赤ず──」

アスナ「何か言った?」

キリト「ソウスケ! その話は駄目だ! 消される!(小声)」

アスナ「キリト君?」

ソウスケ「とっ、とりあえず次回もよろしくー!」 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧