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俺はどうやら死んだようだ

作者:流迅
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異世界への準備
異世界って?
  神様?いいえ怠慢野郎です




気が付くと目の前には白い天井があった。と言う事はここは病院か?いや待てよ、おれトラックに轢かれたんだよな?なんで生きてるの?なんで身体に何の異変もない・・あれ足がない?いやないと言うより消えてると言ったほうが正しいな。・・・


「なんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」


なんで足消えてんの!?17年間連れ添った足は!?そもそも足消えるって何!?切断ならわかるよ、消滅って何よ!?人類史上一番の衝撃だわ!


「何を騒いでんだよ神崎。これでも飲んで落ち着けって」

「おうサンキュー」


手渡されたアイスコーヒーを飲み喉を潤す。手渡されたコップには水滴がついておりコーヒーがキンキンに冷えていることを物語っている。


「ありがとうオッサン。オッサン?オッサン!?」


オッサン何回言うのや俺。人がいるってことは俺死んでない?やった生きてる俺やった!



「あ、お前死んでるよ?あと俺オッサンじゃないから、25だから。あと神だから俺」


このオッサンは何を言ってるの?俺事故って入院してるんだから冗談でも死んでるとか言っちゃダメでしょ。あとこのオッサン自分のこと神って言いましたよね。危ない奴だな。


そんなことを思っているとオッサンはどこからか黒い手帳を取り出した。手帳には赤字で「秘密」と書いている。何の秘密だよ。


「まあ黙って聞いとけ。俺が神ってこと証明してやるから。えーとあったあった。神崎流弥身長182cm、体重58㎏17歳。10歳で初恋の相手美紀ちゃんに振られる。中学では再三美紀ちゃんにアタックするも全て振られる。中3のプールの授業で「あー!わかったわかった!神様信じますから勘弁してください!」


気が付いたら俺は土下座をしていた。このオッサン絶対神だ!あの事を知っているのは俺だけだ、それなのに知っていると言う事は神だ!



「やっとわかったか。ほら座れよ。事故のこととこれからの事について話がある。」

またしてもどこからか神はソファーとテーブルを取り出し、ポテチをつまんでいる。もう驚かない。



こうして俺は神と事故の経緯とこれから?の事について話し合うことになった。






後半に続く

































 
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