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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス

作者:海戦型
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役者は踊る
  番外編 「佐藤さんの調査報告書:原作勢の動向を探ってみたの巻(暫定版)」

 
前書き
なんかストック投下しすぎると不安になってチャージしたくなる。
いやモチベーションがいつ切れるか分からないからずっと書いてないとエタりそうで怖いんですよ・・・

3/6 後書きに新設定追記
5/25 篠ノ”乃”の残党討伐 

 
私は佐藤稔、どこにでもいるごくごく普通の転生者だ。
え?転生者の時点で普通じゃない?ま、まぁそれはいったん置いといて・・・

只今より!第一回『ここが違う!インフィニット・ストラトス~原作との相違点~』を始めようと思いまーす!
とは言ってもあんまり詳しく調べては無いんだけどね。前世の記憶で所有してるISと違う点をいったんまとめておこうと思いましてね?これは今までに集めた情報を基に簡単に纏めたものだから多少雑でも見逃してね?

さーて、先ずは現在より9年前。
束さんがISの存在を世間に公表した。で、この時点でもう“あれ?”と思うところがあったらしい。何でも束さんの発表の中に“チカくん”なる人が登場したんだそうだ。そのチカくんとやらは、ISの内部処理やエネルギー周り、安全性確保のためのあれこれの調整に一役買った技術者らしい。正体不明、年齢不詳、ただ当時の束さんはずっと国内にいたため日本人である可能性が高いらしい。つまるところ、何も分かっていないのが現状だ。各国もいろいろ調べたが結局正体判明には至らず、束さん以上に謎が多い(一部には本当は存在しない説まである)人である。
とはいえ例のクラス代表決定戦で私はそのチカ“さん”の顔を見ることが出来た。直接話してはいないが織斑先生とはそれなりに仲がいい事から信頼できる人物なんだろうということが解る。どっかのウサギみたいな変人じゃなさそうで一安心である。

そっから特に何も違いはなく飛んで3年前。
連合王国で大事故が起きる。鉄道の歴史上最大にして最悪の事故として今もなお語り継がれる「越境鉄道横転事故」である。十両編成の列車がブレーキ故障を原因に暴走、脱線。脱線した場所がトンネル内であり、盛大に外壁に激突したせいでトンネルが一部崩落。事故の衝撃と生き埋めになったことにより乗客乗員1,065名全員が犠牲になったという。てっきりこれでセシリアの両親が死んだものと思っていたのだが、最近調べてみたらオルコット家は普通に健在らしい。ということは、あのセシリアさんは“もし両親が生き残ったら”のifのセシリアさんという事かもしれない。道理で性格が違う訳だ・・・

で、今度は2年前。
これはドイツで起きたIS界隈では有名な出来事・・・らしい。何でも当時のドイツはモンドグロッソでの一夏誘拐云々(誘拐に関しては表沙汰にはされていないようだ)で織斑先生をドイツ軍教官にすると同時に「クラース」というPMCの傭兵さんを雇い、二人にそれぞれIS部隊を与えて切磋琢磨させてたらしい。世界最強の千冬さんと男性でISの事なんぞ大して知らないクラースさん。どちらの部隊が強いかは歴然だったことから、ブリュンヒルデお手製部隊の実力を知らしめるための遠回しな演出だったと言われている。そして最終的に二人の部隊は模擬戦で激突。
ここで大事件が起きた。練度で勝るブリュンヒルデ隊に対し、クラース隊は異常なまでに完成されたフォーメーションと連携を披露。結果として2つの部隊はほぼ互角の戦いを見せたのだ。
・・・ISに乗れないクラースさんが一体どうやって指導していたのかは定かではない。ただ、その戦い――後に「ガイレンキルヒェンの戦い」と呼ばれた――は世界最高レベルの戦闘技能の結晶とまで言われ、今なお名勝負として語り草になっている。そしてクラースさんはその実績から「世界で唯一の男性IS教官」と呼ばれ、女尊男卑が必ずしも真実ではないことの例えとして語られることになった。
・・・ちなみにそのクラースさんがIS学園の警備主任であることに気付いたときは「なぜ今まで気付かなかった私!」と自分に盛大なツッコミを入れた。う~ん・・・ラウラちゃんが来たらどうなるか気になる所だ。っていうか、来るよね?

後はあれか、ISの登場以降世界中でUFOの目撃証言が増えたらしいけどあんまり関係無さ気だなぁ。どうせどっかの亡国企業か兎さんの仕業でしょ。


さぁて、大きな事件は私の知る限りこれくらい。という過去の情報も掲示板サイト“うさちゃんねる”で得たものばっかだし。ちなみにうさチャンネル略してウサチャンには転生者スレも存在するようだ。私は辿り着いたことないけど、ちょっとだけ心強い。

さて、後は学園に入ってから仕入れた“原作キャラ”の情報の相違点を探ろう!


まずはワンサマーこと一夏。
残間兄弟と親しいこと以外は見当たらない。
この前朝早くから残間兄弟と一緒に体力作りに励んでいる姿を見かけたから観察してみたら、ジョウさん相手ににユウ君と二人掛かりで組み手をしていた。よって初期ながら身体能力は原作より上なんだろう。


次、千冬さん。
こちらも残間兄弟と知り合いになっている以外はあまり変わらない。性格が少しマイルドになっているような気もするが・・・チカさんとの出会いが関係しているのか、それとも単なる気のせいだろうか。判断材料に乏しいので一先ず保留。


次、モッピーこと箒。
原作と比べて随分明るくなってる様な気がする。というかツンデレ成分がない。あと結構言うときは言う。
この前少し話しかけてみたら・・・

佐藤「ねーねー箒ちゃんって好きな人いるの?」
一夏「どうなんだ箒?」
箒「・・・まぁ、いる(/////)ポッ」
佐藤(カミングアウトした・・・だと・・・)
一夏「マジで!?どんな人だ?」
箒「中学時代の先輩で・・・って、何を言わすか!!」
一夏「そうかぁ・・・何だか箒には先を越されっぱなしだなぁ」
佐藤「あれ?」

好きな人、ワンサマーじゃなかった。バキィ!(フラグの折れた音)
ひょっとしていつぞや電話をかけていた相手は・・・そういう事なんだろうか?
ついでに姉に関しては・・・

生徒「えー!!箒さんってあの篠ノ之博士の妹なの!?」
生徒2「ねーねーお姉さんってどんな人だったの?やっぱりすごい人だった?」
箒「あの人は・・・“何とかと天才は紙一重”を地で行くような人だったな(キッパリ)」
生徒達「」

ってなこともあったか。姉との関係もそこまで悪くはない・・・のか?うぅーん?判断に困るな・・・


えーと次、セシリアさん。
先に説明したように両親は多分健在。ただし家族関係の話を露骨に嫌っているみたいだから訳ありかもしれない。
それとなく山田先生に聞いてみたらどうやら母親と喧嘩してるっぽいことが解った。
性格は・・・全然エリートぶってないというか、ぶっちゃけちょっとスレてる印象を受ける。何もかもが詰まんないって感じ?反面模擬戦では結構生き生きしていたなぁ。
後はあれだ、最近峰雪つららという少女に付きまとわれて困ってるようだ。モテモテですね!実際同性に結構モテてるようだし。原作とは違って接近戦もバリバリでやってたのはびっくりしたなー。


次、シャルロットさん。
・・・うん、男装してないんだ。済まない。・・・うん、本名バラしてるんだ。済まない。・・・うん、一夏とフラグ建ってないんだ。済まない。
正直専用気持ちで2組にいる事以外は殆ど分かってない。ただ、調べてみたら“デュノア社社長の養子”という事になっているらしい。うーん・・・何が起きたのやら。何だかジョウさんとは気が合うようで、よく一緒にいるところが目撃されているらしい。ただ・・・

ジョウ「元気だなーあいつ等・・・」
シャル「青春だねぇ・・・」
ジョウ「若いっていいなぁ・・・」
シャル「羨ましい限りだねぇ・・・」
佐藤(いやあんたらもそう年変わらんでしょ!?何その枯れた中年みたいなリアクション!?)

という会話を交わしているのを聞いたことがある。傍から見れば美男美女なのに背中から感じられるのはアラサーみたいな哀愁という良く分からない空気だった。なんかあったのかなぁ・・・?
考えても仕方ねぇや。次次!

山田先生。
なんか「勇気で補え!」みたいなことをたまに言っている。何所の勇者王ですかアナタ。それ以外は今のところ変わったところなし。何でも「ブレイブキング獅子戦皇」というロボットアニメが昔から好きだったんだそうな。
・・・・・・ま、まぁいいや。


今確認できる分では多分最後のかんちゃんこと簪。
直接会ってないから知らないんだけど・・・なんでもこの前、倉持技研からひょっこり知らない技術者さんがやってきて「大体仕上がったよー」と打鉄弐式を置いていったらしい。
「ほぼ完成」していて、後は細かい最終調整だけとのほほんさんが言っていた。・・・ひょっとしてその技術者ってチカさんだったりして。
ということは・・・やったねワンサマー、謂れの無い恨みを買わずに済んだよ!


・・・さて、今回は此処までにしよっと。
そういうわけで、第一回『ここが違う!インフィニット・ストラトス~原作との相違点~』はこれにて終了にしたいと思います。次回をお楽しみに、さいなら~




あれ?誰かひとり忘れてるような・・・まぁいっか。


楯無「良くないわよ~!!!」

更識楯無:特に何もなし
 
 

 
後書き
今回は佐藤さんが調べて発見できる範囲の原作との相違点を発表してもらいました。

ちなみに弐式渡したのはチカさんで合ってる。徹夜明けの妙なテンションで勝手に弐式を組上げてしまったので白式ついでに届けて行ったというのが真相でありんす

あと、感想で「オリの強キャラ出し過ぎて戦闘が単調にならないか」的な質問があったのでちょっと言い訳タイムスタート。

オリキャラその1、ベル君はそもそもまだISに乗れない状態なので戦力外(将来的には・・・?)
その2、佐藤さん。IS適性が高くても圧倒的に実戦経験が足りないのでまだあんまり強くないです
その3、ユウ君は力量自体は一夏以上候補生以下、格闘技のアドバンテージで何とか戦えてる程度の強さなのでまだあまり強くありません(これから成長はするけど)
その4ことジョウですが、彼はいわゆる正規メンバーの手の届かない裏で活躍する事が増えていく予定なのでいきなり正面切って相手をボコるようなことはまずありません

それに敵側も結構強化していく予定なのでその辺のバランスはちゃんと取れると思います。という長い言い訳。

それと、これ追加設定になるんですが・・・この小説ではISに乗ることを「搭乗」ではなく「騎乗」と呼ぶって言うのをここに書いておきます。元は単なる誤字だったんですが、理由を思いつきまして。
初のISって”白騎士”ですよね。そして”騎士”は”馬に乗る者”なので、ISを馬に例えて”騎乗”が定着した、という設定を作ってみました。
 
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