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ソードアート・オンライン~未来を切り開く~

作者:白鷹
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攻略前夜

 
前書き
更新です 

 
攻略会議の後の夜


ディアベルとキバオウが盃をかわしていた。


俺とキリトは一度別れ、オレはエギルさんに会いにいってた。


「エギルさーん!」


「おう!ひつ…ハデスじゃないか!オレの事はエギルでいいぞ?」


「そういえばエギルさん…じゃなくてエギルは武器なに使ってるんだ?」


「一応は斧をな」


斧かぁ何か似合ってるなー


「てかダイシーカフェは大丈夫なのか?」


「んーそこはなんとかなるんじゃないか?」


「なんとかなるって(笑)」


「てかハデスはSAOをやってたんだなあ」


「実は結構なゲーマーでして、SAOのベータテストにも受かっちゃいました」


てへぺろっ!
言ってよかったのかな?
まあエギルにはいいよね

うわーエギル驚いてるよー

「まじか!?!?」


「まじっすよー」


「あ、誰にも言わないでよー?面倒になるからー。面倒事は嫌いなのです」

面倒ごとまじいらないよねー。お断り。
ビギナー死んだのベータテスターのせいにされたしな


「そ、そうか。てか素はそんなキャラだったんだな。」


「ずっと敬語だったからねー。それじゃオレはもう行くねー」


「ああ、またな。」


やっぱりエギルはいいやつだったなー
さて、キリトさんの方を見に行くかな



キリトside


目の前でローブの子がかたいパンを食べている

話しかけてみるか


「結構うまいよな、それ。」


「!?」


ローブの子は驚いたようだ

「座ってもいいか?」


返事はないが隣に座る

そして離れられる
以外と傷つく、

俺も同じパンを取りだし食べる


「ほんとにおいしいと思ってる?」


ローブの子に聞かれた


「もちろん、この町に来てから一日一回は食べてるよ。まあ、ちょっと工夫はするけど」


「工夫?」

オレはポケットから瓶を取り出す


「そのパンに使ってみろよ」


女の子は瓶を人差し指で瓶を叩き、パンにつける


「クリーム?」


俺も同じように瓶を叩き、パンに塗る

そして瓶が割れた


ローブの子は少し躊躇いながらもクリームを塗ったパンを口にいれた
そしてパンを一気に食べた

「ふぅ…」


ローブの子は一息ついた


「一個前の村で受けられる、逆襲の雌牛ってクエストの報酬。やるならコツ教えるよ」


ローブの子は首をふった

「美味しいものを食べるために、私はこの町まで来た訳じゃない」


「じゃあ、なんのため?」


「私が…私でいるため、最初の街の宿屋にとじ込もって、ゆっくり腐っていくくらいなら、最後の瞬間まで自分のままでいたい。例え怪物に負けて死んでもこのゲーム、この世界には負けたくない、どうしても」

俺はパンを食べ終え、


「パーティーメンバーには死なれたくないな、せめて明日はやめてくれ。」


「そうだなー。死ぬなよ?まあ、死にそうになったらこいつが守るさ!」


いきなりハデスが現れオレの背中を押した


「お前、いつからいたんだ!?」


「最初から最後までだけど? 」


「は!?!?」


「じゃあ今日はここで解散だな。じゃあまた明日」 
 

 
後書き
次は、ボス攻略です 
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