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俺は天国を旅する。2泊3日で

作者:ザクロ
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2つの物

とりあえず、何もすることがない俺は、地図を見ることにした
「えぇっと・・・・現在地が、「天国の門」をくぐったところか」
とりあえず、この地図で近いのは、「天国郵便局」と呼ばれる場所だった。俺は、郵便局の帰りにこうなったわけだ。と思い、いく場所を「天国郵便局」に決めた
どうやらここから2キロのところにあるらしい
とりあえず進んでみると、たくさんの天使が歩いたり、飛んだりしていた。
そんなとき、俺のほうに声が聞こえた
「おや、旅行に当たったのかい。君は運がいいねぇ」
そこには一人の年老いた老人のような天使がいた
「えぇ、はい・・・・そうみたいです・・・・・」
「まぁ、もうひとつ、2等の地獄めぐりチケットもあるんだが、そっちじゃなくてよかったねぇ。ここなら、人間としての常識を守る限り、ゆっくりとめぐれる場所だよ」
「そ・・・・そうですか・・・・・」
「あ、そうだ、君にこれをあげよう」
そういうと、おじいさんは、ポケットから2つのものを取り出した。ひとつは小さな笛で、もうひとつは真っ赤な石だった
「この笛は、困ったときに吹きなさい。この石は、ずっと持っておきなさい。持っている限り、最低限、幸福が続く。簡単に言えば、幸福になれる石だな。最低限の幸福から、最高の幸福まで、幸福を操れる石だ。この二つを持っていれば、君のたびは安泰だよ」
「そうですか、ありがとうございます!」
俺はおじいさんにお礼を言って、その場を後にし、郵便局へと向かった
しばらく歩いていると、郵便ポストらしきものを見つけた。そこへ郵便服を着た天使が、手紙をとりにやってきた。そして、手紙をとっていくと、郵便局であると思われる方向に帰っていった
このチャンスを逃してはいけない!
ここで郵便局の人を追いかければ、迷わず郵便局を見に行ける!
俺は急いで追いかけた、が
あの郵便局の天使、思った以上に、バイク並みに、足が・・・・・
「早い・・・・」
俺はとうとう、追いかけれなくなってしまった
結局、また地図を頼りに、郵便局に向かうことになった  
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