中二病サマナー魔法少女が、キモいモンスターを使役してる件
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1話 日常にモンスター侵入 ②中学3年生・一花が狙われる
昼休み。
弁当。
「いただきます」
恋歌と息吹。
いつものメンバーで机をくっつける。
中身は普通。
卵焼き、ウインナー、冷凍のやつ。
普通でいい。
むしろ普通がいい。
「そういえばさ」
恋歌が言う。
「最近さ、モンスター出てるらしいよ」
息吹が驚く。
「え、マジかよ?」
「ニュースでやってた」
「こわ」
軽いノリ。
テレビの話と同じ温度。
「まあでも、この辺は出ないでしょ」
私が言う。
「だよねー」
「退魔師とかいるし」
そう、いる。
ちゃんと守られてる。
だから、
「大丈夫大丈夫」
私は箸を動かす。
(危ないことなんて、そうそう起きない)
放課後。
チャイム。
「帰ろーって誰もいない」
鞄を持つ。
外は少し曇っている。
風も朝より強い。
(なんか天気変だな)
でもまあ、よくあること。
昇降口で靴を履き替える。
人の流れに乗って外へ出る。
(今日はまっすぐ帰ろ)
特に予定もない。
普通の一日。
普通に帰って、普通に過ごす。
それでいい。
それが一番だ。
(この時の私は、まだ知らなかった)
(“普通じゃないこと”が、すぐそこまで来てるなんて)
後書き
ヌルヌルトカゲ「じゅるるる(旨そうなニオイダ)」
一花「変な視線を感じるな」
恋歌「一花ちゃんの好きな人だったりして」
一花「ないない、そもそも好きな人いないし」
息吹「怪しいな」
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