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プレゼントはランドセル

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第二章

「聞くよ」
「宏之君どの色がいいか」
「そうするよ、スマホで聞いたりメールでそうするよりも」
「そうでしょ、ラインだとね」
 これを用いればというのだ。
「すぐに聞けるわ」
「兄貴が宏之君から聞いて俺達に伝えたら」
「いいでしょ」
「そうだね」 
 こうしてラインを使ってだった。 
 裕也は宏之が欲しいランドセルの色を確認した、それは青で実際にその色のランドセルを買った。そうしてだった。
 彼にプレゼントをした、そうしてから彼は妻に言った。
「いや、ランドセルの色も色々になって」
「本人に何色がいいか確認することもなったわね」
「そうだね、それでその確認も」
 その手段もというのだ。
「ラインですぐになって」
「楽になったわね」
「もうね」
 それこそというのだ。
「時代の変化を感じてるよ」
「ランドセルと買い方についても」
「うん、時代は常に変わって」
 そうしてというのだ。
「変わらないものはないね」
「そうね、それでね」
「それで?」
「私達もね」
 朱美は今度は自分達のことを話した。
「真莉がね」
「俺達の娘が入学した時だね」
「同じことが起こるわ」
「来年だけれど」 
 裕也は自分達のその時のことを話した。
「兄貴達が今回のお返しで買ってくれるらしいがな」
「何色がいいかね」
「真莉に聞いておくか」
「そうしましょう、ラインで確認出来ても」
 すぐにというのだ。
「けれどね」
「事前に言った方がいいな」
「私達はそこをミスったし」
「兄貴達にはそうさせない様にな」
「伝えましょう」
「そうしような」
 こうした話をしてだった。 
 夫婦で娘が欲しいランドセルの色を聞いて兄夫婦に伝えた、そしてピンク色のランドセルを買ってもらったのだった。


プレゼントはランドセル   完


                   2025・7・16 
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