| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三千三百八十三話  実際にそう思われた

第三千三百八十三話  実際にそう思われた
 世の中の人達はリヒテンシュタインの政策を聞いて言いました。
「何かなこれ」
「企画かな」
「若しかして話題作り?」
「まさかと思うけれど」
 こうお話してです。
 それで皆参加しませんでした、そうしてリヒテンシュタインは困ったお顔になってそのうえで言いました。
「誰も来ませんでした」
「そうであるか」
「結局は」
「驚いたであるが」 
 スイスイはリヒテンシュタインに言いました。
「しかしほっとしているである」
「誰も来なかったことに」
「そうである」 
 こう言うのでした。
「かえってである」
「おかしな人が来なかったことに」
「よかったである、しかし」 
「私の観光は、ですね」
「また考えるである」 
 こうリヒテンシュタインに言いました、その口調は優しいものでした。


第三千三百八十三話   完


                   2024・4・29
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧