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スーパー戦隊超決戦

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第七話 冷静さを守りその十二

「皆もな」
「戦えばそれだけ力を使うな」
 アザルドが応えた。
「時間も食うな」
「そうだな」
 バングレイも確かにと頷いた。
「余計にな」
「ドクターマンを探すどころじゃなくなるかもな」
「連中ととことん戦えばその時は」
「だからだよ」
 ゲゲはまさにと答えた。
「連中とは戦ってもな」
「まずはドクターマンか」
「ドクターマンを探すことか」
「そしてこっちに入れるんだよ」
「そのことを主な目的としてか」
「やっていくことか」
「今はな」
「しかもあいつ等強いからな」
 クレオンは腕を組んで述べた。
「戦うと生きるか死ぬかにもなるし」
「ドクターマンを探すどころじゃなくなるね」
 プリシャスも言った。
「確かに」
「そうですよね」
「そうなったら本末転倒だしね」
「じゃあ今回は」
「戦隊の連中とは出来るだけ会わない様にして」
「会っても必要じゃないと戦わない」
「そうしていこう」
 クレオンに対して話した。
「少なくともドクターマンを見付けるまではね」
「そしてこちらに引き入れるまでは」
「そうしよう」
「そうですね、いやあいつ等も決して好戦的じゃないし」 
 クレオンは戦隊の面々のことも思い出して話した。
「その方が楽でいいですね」
「楽と言えば楽ですね」
 エンターもクレオンに同意した。
「そしてその楽はです」
「悪くないですよね」
「目的がある時に余計なことをしてはいけません」
 エンターは真面目な顔で述べた。
「ですから」
「こうした時はですね」
「はい、余計なことはせず」
「しそうになったら止めて」
「そうしていってです」
 そのうえでというのだ。
「やるべきことをです」
「やっていくことですね」
「そうすることです」
「それじゃあ、いやあお話がわかる人で何よりですよ」
 クレオンはエンターに目を笑わせて述べた。
「エンターさんも」
「そうですか」
「ええ、もう話してもわからないなら」
「どうにもなりませんか」
「そうですからね、やっぱりやるべきことを優先させて」
 そうしてというのだ。
「後は楽しくですね」
「この通りな、諸君ザンギャックはものはある」
 ギルは紅茶を飲みつつ話した。
「おやつの時間はいつもだ」
「こうしてですね」
「楽しもう」
「飲んで食べて」
「夜は酒もある、兵達もだ」
 下っ端とされる彼等もというのだ。
「存分にな」
「おやつの時間と夜はですね」
「楽しむのだ」
 飲んで食べてというのだ。 
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