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スーパー戦隊超決戦

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第五話 宇宙の旅人達その十五

「今度はジュースも暫くぶりに飲もうかな」
「それもいいぜ」
「今度はそれ飲もうね、介人も」
「美味しいわよ」
「こちらもお勧めですよ」
「それじゃあな、しかし」
 ここでこうも言った五色田だった。
「この冷やし飴もよくて」
「あんた昔から結構飲んでるね」
「そうなんだよ、このお店で」
 祖母に笑って応えた。
「子供の頃から色々飲んでるけれど」
「冷やし飴も好きよね」
「駄菓子屋のお菓子とか飲みものってやたら美味いんだよ」
「うん、そうだね」 
 ステイシーもその通りだと答えた。
「特にこのお店だとね」
「そうだよな」
「毎日でも来たいね」
「じゃあ来たらいいだよ」
「そうしたいのはやまやまでも忙しいんだ」
 だから無理だというのだ。
「残念だけれどね」
「そういうことか」
「そうだよ、しかしね」
 それでもというのだ。
「これからも時間があったら」
「来てくれるんだな」
「それで何かいただくよ」
 笑顔で言うのだった。
「こうしてね」
「それじゃあな」
「俺もだ、暫くこっちにいるな」
 ゴールドツイカーも笑って話してきた。
「そうするな」
「海賊はいいんだ」
「実は凄いお宝手に入れたんだよ」
 五色田に笑って話した。
「それで今生活に困っていないんだよ」
「そうなんだ」
「今私達の船は一生遊んで暮らせるだけのお宝が積まれてるの」
 フリントも言ってきた。
「だからね」
「暫くこっちにいるんだ」
「地球にね」
「だから宜しくね」
「何かあったら言ってね」
「それじゃあ」
「そういえばね」
 ここでカッターナーが言ってきた、皆それぞれが注文したものを飲んでいる。
「ゴーカイジャーの人達もいるね」
「今この地球にね」
 リッキーも飲みつつ言った。
「来ているね」
「そうだよね」
「他にも色々な人が動いてるみたいね」
 フリントがまた言ってきた。
「他の戦隊のね」
「その人達ともお会いするかな」
「そうなるかな」
「それでそんなこと言ったらな」
 またゴールドツイカーが言ってきた。
「誰か来るかもな」
「ああ、あるよな」
 五色田は彼のその言葉に頷いた。
「そうしたことって」
「そうだよな」
「不思議とね」
「それは導きっていうのね」
 祖母が笑って言ってきた。
「誰かと誰かが会うこともね」
「運命なんだ」
「そう、だからね」
 そうであるからだというのだ。
「そんなこと言った時でも偶然でもね」
「会うんだね」
「その人とね」
 こう孫に話した。
「それが運命なのよ」
「そうなんだな」
「だからね」
「俺達もこれからか」
「誰かがやって来て」
 今話している様にというのだ。
「会うかもね」
「そうなるか」
「ひょっとしたらね」
 孫に明るく話した、そしてだった。
 そこに誰かが来た、それは運命であった。


第五話   完


                    2024・1・8 
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