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新ヘタリア学園

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第二千五百三十話  そういえば黒なので

第二千五百三十話  そういえば黒なので
 プロイセンは外からトウオウ戦隊を見てドイツに言いました。
「俺あの連中から見たら何だろうな」
「いい役ではないだろうな」
 ドイツはプロイセンに腕を組んで答えました。
「皇帝ではないだろうが」
「じゃあ男爵辺りか?」
「そうかもな」
 ドイツも否定しません。
「強いて言うならな」
「皇帝はロシアでか」
「ロシアの部下でなくてもな」
「そうなんだな、そう言えばあの戦隊の敵の色黒だけれどな」 
 ここでこのことを言ったプロイセンでした。
「昔俺の軍服黒だったしな」
「そういえばそうだったな」
 フリードリヒおじさんの頃の軍服です。
「そのまま当てはまるな」
「そうだよな」
「じゃああたしはあのお嬢さんかい?」
 プロイセン妹も言ってきました。
「物凄いヒロインしていたキャラだったけどな」
「ああ、それいいな」
 プロイセンは妹さんに笑って応えました、敵ポジションもまたよしと彼等もまんざらではありません。


第二千五百三十話   完


                   2023・2・27 
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