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ドリトル先生とタキタロウ

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第十幕その一

                第十幕  エチケット
 今先生はスタッフの皆と一緒に大鳥池の周りをお掃除していました、勿論動物の皆も一緒にお手伝いをしています。
 先生はゴミ拾いをしつつ皆にお話しました。
「こうしたこともいいね」
「やっていて気持ちいいね」
「お掃除している場所が奇麗になるから」
「凄くね」
 皆もお手伝いをしながら笑顔で答えます。
「いいよね」
「場所がどんどん清々しくなってね」
「私達もその気持ちになるわ」
「そうだね、お掃除もね」
 これもというのです。
「大事だよね」
「ただ調査をするだけじゃなくて」
「折角こうした場所に来たし」
「お掃除もちゃんとして」
「奇麗にして」
「環境も守らないとね」
「環境保護もちゃんとしてこそね」 
 まさにとです、先生はゴミを拾ってゴミ袋に入れつつお話をします。
「紳士と言えるね、そして調査もね」
「環境を大事にしないとね」
「ちゃんとね」
「そうしないと駄目だね」
「そうだよ、調査をしても」
 それでもというのです。
「調査をする場所の環境は守る」
「それは絶対だよね」
「守らないといけないね」
「何をするにも」
「それもまた学問のあり方だね」
「そうだよ、だから皆今はこうしてね」 
 調査の合間にです。
「お掃除をしているんだ」
「いいことだね」
「場所は奇麗になるし環境も守れるし」
「こうしたこともちゃんとしないとね」
「本当に駄目だね」
「そうだよ、日本ではこうしたことにも力を入れているからね」 
 お掃除にというのです。
「いいんだよ」
「学校なんか毎日お掃除してるしね」
「それで奇麗にしてるしね」
「実際それで学校いつも奇麗だしね」
「日本の学校はね」
「それで調査に出ても」
 それでもというのです。
「こうしてだよ」
「奇麗にして」
「そしてだね」
「そのうえでだね」
「環境も守って」
「僕達もいいことを出来るし」
「こんな素晴らしいことはないよ、しかしね」
 こうも言う先生でした。
「今は僕達以外に人はいないのに」
「結構ゴミあるね」
「誰もいないのに」
「自然のものもあるし」
「結構汚れてるね」
「そうだね、人が来なくてもね」 
 それでもというのです。
「汚れるね、あと僕達がいるから」
「気をつけていてもね」
「場所が汚れるね」
「ゴミが出て」
「いつもお掃除していても」
「そうだね、あとね」 
 こうもお話する先生でした。
「一つ思うことは」
「一つ?」
「一つっていうと」
「何かあるの?」
「日本の場合マスコミの人達が来たら」
 その時はというのです。 
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