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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十九話 強敵達に勝っていきその十四

「必ずな」
「無理だ、お前は俺達には勝てない」
 アンクが告げた。
「俺達の方が強いからな」
「そう言うか」
「何度でもな」
「その言葉覆してみせよう、次はな」
 こう言ってそうしてだった。
 壇は前から倒れてガラスの様に割れて消え去った、こうして時を操る悪のライダーも退場したのだった。
 大文字は心から嫌そうに言った。
「俺こいつの相手嫌なんだけれどな」
「そう言っても仕方ないですよ」 
 その大文字にペコリーヌが言ってきうた。
「私達の前にいますから」
「そうなんだよな」  
 大文字もわかっているという返事だった。
「もうな」
「はい、それじゃあ」
「戦うか」
「そうしましょう」
「よお、楽しもうな」
 エボル、既に仮面ライダーエボルトになっている彼はこう言ってきた。
「今からな」
「私あんた大嫌いよ」
 キャルは眉を顰めさせて応えた。
「本当にね」
「まあそう言うな、戦うんだからな」
「戦わなくても嫌いよ」
「こいつの場合はな、しかしやるしかない」
 歌星が言ってきた。
「今はな」
「結局はそうなんですね」
「そうだ、だからな」
「これから」
「戦うぞ」
「わかったわ」
「じゃあ変身だ」
 如月は相手がエボルトでもいつもの笑顔を見せた。
「そのうえで戦おうな」
「うん」
 ユウキが微笑んで応えた。
「それじゃあ」
「ダチがこれだけいれば何の心配もないな」
 如月はこうも言った、そして仲間達と共にだった。
 それぞれの最強フォームに変身しそうしてだった。
 エボルトとの戦いに入った、流石に強かったが。
「勝てるわね」
「そうね」
 ミミはリノの言葉に頷いた。
「今の私達なら」
「エボルトにも」
「俺に勝てる?子供がか」
「ええ、そうよ」
「今の私達ならね」
 二人でエボルトに答えた。
「幾ら貴方が強くても」
「必ずね」
「そうだ、お前には致命的な弱点がある」
 メテオはエボルトに冷静に述べた。
「今からそれをだ」
「見せるっていうんだな」
「そうしてやる、覚悟しておけ」
 こう告げてだった。
 仲間達と共にエボルトを攻める、そうしてだった。
 彼と互角の戦いを続けていった、しかし。
 エボルトは彼等を馬鹿にした様にだ、戦いの中で言った。
「勝つのは俺だ」
「?何をするのかしら」
 リマはエボルトのその言葉に首を傾げさせた。
「自信満々だけれど」
「こうしてやるのさ」
 リマに応えてだった。 
 両手を手首で上下に重ね合わせて掌もそうした形で開いてそこからだった。
 暗黒の波動を放った、そのうえで言ってきた。
「これはよけられないだろ」
「どうかしらね」
 なでしこがこう言うとだった。
 戦士達は一斉にその波動を散って避けた、それと共に。 
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