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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十二話 岩石魔人を目指しその十二

「ゴッドの」
「そうだな、ゴッドの他の怪人達とは違う」
「全くね」
「そのことはわかった、しかしだ」
「うち等もこれまで戦ってきた訳じゃないわよ」
「そうですね」 
 瑞希は美波の言葉にアポロガイストを見据えつつ応えた。
「これまでどれだけの戦いを行ってきたか」
「本当にね」
「補習も受けてきました」
「お陰で成績も上がったわ」
「ではです」
「これ位でくじけないわよ」
 こう言ってだった。
 召喚獣を向かわせる、キバットはそれを見て変身しているキバに話した。
「おい渡、皆も頑張ってるしな」
「それじゃあね」
「俺達も頑張るぞ」
「そうしよう」
「もうエンペラーモードになっていますし」
 タツロットも言ってきた。
「力を出し惜しみすることなく」
「全力で戦っていこうな」
「そうしようね」
 キバはキバット達の言葉に頷いてだった。
 仲間達と共にアポロガイストに向かう、戦いは激しいが。
 アポロガイストに次第にダメージを与えてだった。
 火の玉になって突撃してきた彼にだった。
 四人のライダーは真横に跳んでキックを浴びせた、これでだった。
 火の玉は動きを止めて青年の姿のアポロガイストとなった、彼は毅然として立ったままライダー達に言った。
「さらばとは言わない」
「また会えばだな」
「戦うことになるからな」 
 ダークキバに答えた。
「そうは言わない」
「わかった、なら今はだ」
「君達の勝ちだと言っておく」
 こう言ってだった。
 アポロガイストは立ったまま爆発して果てた、この大幹部との戦いも終わった。
 十面鬼ゴルゴスを見てだ、にゃんぱいあは門矢に問うた。
「申し訳ないけどにゃ」
「応援は力だ」
 門矢は即座にこう返した。
「わかったな」
「そう言ってくれるにゃ」
「見ておくことだ」
 門矢はにゃんぱいあに十面鬼を見据えつつさらに言った。
「俺達の戦いをな」
「君達の応援w受けた僕達はどれだけ強いか」
 海東もにゃんぱいあに言う、彼は笑みを浮かべている。
「それを見せてあげるよ」
「はい、では存分に見せて頂きます」
 にゃてんしは宙を浮かび煙草を吹かせつつ応えた。
「皆さんが勝つ姿を」
「うん、任せてね」
「お前応援しろよ」 
 まさむにゃは真剣なものが見えないにゃてんしに眉を顰めさせて言った。
「ちゃんとな」
「してますよ」
「そうは見えないけれどな」
「いや、応援は受けている」
 にゃてんしからもとだ、門矢はまさむにゃにも話した。
「しっかりとな」
「そうなのか?」
「俺が嘘を言うか」
「ああ、門矢さんは言わないな」
 まさむにゃもそれはわかっている、それでそれはと返した。
「絶対にな」
「ならいいな」
「ああ、皆応援してるぜ」
「でははじめる」
「ふん、久し振りに蘇れば面白そうな連中と会ったな」
 十面鬼は戦士達を見て言った。 
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