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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十二話 岩石魔人を目指しその七

「そうですね」
「そうだ、武器も持っているしな」
「あの斧と盾に」
「レーザーも使う」
「どれも強力な武器ですね」
「だからだ」
 それ故にというのだ。
「何かあっても油断するな」
「俺達全員で戦おうな」 
 剣崎も言ってきた。
「そして勝とうな」
「わかりました」
 サテライザーが応えてだった。
 ライダー達も変身した、そして。
 ドクトルゲーもカニレーザーの正体を表した、即座に額からレーザーを放ち遠距離攻撃を浴びせてだった。
 接近すれば斧で攻撃し盾で防ぐ、レンゲルが向かうが劣勢だった。
「くっ、何て強さだ」
「睦月無理をするな」 
 そのレンゲルにギャレンが言う、ライダー達はそうなれる者は皆最強フォームになりそのうえで戦っている。
「伊達にデストロンの大幹部じゃない」
「それだけの強さがありますね」
「普段の姿で怪人すら圧倒する」
 ドクトルゲーの時でもというのだ。
「だからな」
「俺一人じゃですか」
「接近戦はいどむな」
「睦月さん加勢します」
 クレオが言ってきた。
「一緒に戦いましょう」
「私もです」
 イングリットも出て来た。
「これでかなり違う筈です」
「遠間は俺が引き受ける」
 ギャレンも言ってきた。
「銃でな」
「そうしてですね」
「全員で戦ってだ」
 そうしてというのだ。
「少しずつでもダメージを与えてだ」
「そうしていって」
「倒すぞ」
「わかりました」
「それが出来るならしてみることだ」
 カニレーザーは余裕に満ちた声で言ってきた。
「私に勝てるならな」
「やってみせる、接近戦は囲め」
 ギャレンは仲間達に指示を出した。
「そして遠間からもだ」
「攻撃ですね」
「そうだ」
 剣に答えた。
「攻める」
「そういえば」 
 ここで剣はカニレーザーのあることに気付いた。
「カニレーザーは遠近両方攻められますが」
「それでもだな」
「はい、両方同時にはです」
「攻められないからな」
 だからだというのだ。
「ここはな」
「俺達はですね」
「両方で攻めてな」
 そうしてというのだ。
「追い詰めていくぞ」
「わかりました」
 剣はギャレンの言葉に頷いた、そうして攻めるとだった。
 カニレーザーを追い詰めていき遂にだった。
 怪人が一瞬レーザーか斧どちらを使うべきか迷った瞬間にだった。
 ライダー四人のそれぞれのキック、ストレートフラッシュのそれが放たれて怪人を貫いてであった。
 怪人は動きを止めドクトルゲーの姿になって言った。
「まさかこの様に攻めるとはな」
「思わなかったか」
「迂闊だった、私の負けだ」
 ドクトルゲーは自ら認めた。
「仮面ラーイダブイスリーにも負けていない」
「俺達もか」
「まさにな、では縁があればまた会おう」
 最後にこう言い残し前のめりに倒れて爆発して果てた、これでドクトルゲーも倒した。そうしてだった。 
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