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オズのボームさん

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第二幕その九

「他の場所はまだまだだね」
「そうだね、これからだね」
「そう、まさにこれからなんだよ」
 魔法使いも五人に言いました。
「私達のすることはね」
「そうですね」
「では早速ですね」
「整頓にかかりますね」
「皆で力を合わせて」
「そのうえで」
「やっていこうね」
 こう言ってそうしてでした。
 皆でお仕事にかかります、その時にです。
 それぞれの役割分担をしますが二本足で歩く人達は手を使って本を持ったり本棚に入れてお掃除をしてです。
 小さな生きもの達は前足であちこちを雑巾で拭いたりはたきを使って埃を取っています、そして大きな生きものは背中に荷物持って運んだりやはり前足で雑巾等を使っています。そうして力を合わせて整頓やお掃除をしていますが。
 その時にです、ガラスの猫はこんなことを言いました。
「さて、休み時間までね」
「お仕事ね」
「そうしていきましょう」 
 こう言うのでした。
「楽しくね」
「踊りながらね」
 見ればつぎはぎ娘はくるくると踊ってそうしながらお掃除をしています。
「そうしていきましょう、歌ってね」
「あんたは何時でも踊ってるわね」
「そして歌ってるでしょ」
「そうしないと駄目なのよね」
「あたしはね」
 その通りだというのです。
「あたしじゃないのよ」
「そうよね、あんたの場合は」
「踊ってね」 
 そうしてというのです。
「歌っていないとね」
「あんたはあんたじゃないわね」
「このぬいぐるみの身体とね」
 それと、というのです。
「踊りと歌がないとね」
「あんたじゃないわね」
「だからよ」
 それでというのです。
「楽しくね」
「踊って歌って」
「そしてね」 
 そのうえでというのです。
「楽しくね」
「やっていくわね」
「今もね、じゃあ新曲歌うわよ」
 こう言ってでした。
 つぎはぎ娘は今しがた自分が作詞作曲をした曲を歌って踊りもしながら本を手に取って跳びはねつつ本の整頓をします、それを見てです。
 臆病ライオンも腹ペコタイガーも唸って言いました。
「いや、相変わらずね」
「凄い動きだね」
「これがつきはぎ娘さんだね」
「そうだね」
「踊って歌って」
「またその踊りが凄いんだよね」
 こう言うのでした。
「ぬいぐるみの身体でぴょんぴょん跳びはねて」
「普通の人じゃ出来ない動きするからね」
「身体の谷和原赤さも使って」
「物凄いよね」
「最近普通の人や四本足の生きものの皆も出来る踊りも考えてるわよ」
 つぎはぎ娘は二匹に舞いながら答えました、
「それで動画サイトにも投稿してるわ」
「もうそうしてるんだ」
「早いね」
「その辺りも流石だね」
「本当にね」
「皆も踊れる様にしてくれるなんて」
「紹介もしてね」
 二匹共このことにも唸りました。 
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