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東方六神伝

作者:
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第三話 訪問者

どんどんと叩く音がした
皆白純が帰ってきたなと思った

紳功「ほらっ帰ってきたな行っただろう?帰ってくるって」
イアン「僕 今 開ける」
ガチャっと扉が開くとそこには白純がいた白純はその小さい体でイアンに飛び付いた
白純「ただいま~!」ぱたぱた
イアン「・・・・お帰りなさい」
まるで親子のような光景だまぁイアンはどちらかと言うとお兄さん見たいなものかな

剛は安心してさっき作ったお湯でココアを二杯作って言った
剛「寒かったろう? さぁ飲んどけ 」
白純「ありがとう! うん とっても美味しいよ」
飲んだココアは少し甘い位がちょうどいい感じで熱くもなくぬるくもない感じだなんか安心した
ライト「白純・・もう少しで探しに行くところだったんですよ今ヴァンが風呂に入ってます一緒に入って来なさい」
イアン「帰って 来たから よし」
その時紳功は何もない空間に蘭風剣を向けた何か見透かしている目をしている
一同はびっくりしているようだ
剛「・・・・お前何を?・・
紳功「そこに隠れている事くらい分かっている出てきたらどうだろうか?」
蘭風剣には鈍い光が宿っていたとても鈍く鋭い光だ
紫「・・・・・バレてたかしら? こんなに早く見つかるなんて思わなかったわ」
突然空間が裂け中から紫が顔を出し
剛はびっくりしていたがどこか冷静だ 剛「おねぇさんここは立ち入り禁止何でね一般人は入ってこれないんでね」
紳功「大方察しはつく 白純は門限は絶対破らないお前のせいだろ?」
紫「あら 釣れないわね まぁ間違ってはいないわね」
チラリと白純を見た

紳功「イアン!!悪いけど白純を違う部屋に連れていっててくれ・・・じゃないと殺れないだろ?」
イアン「!!・・・・分かっている」
白純は抱き締められ奥につれてかれた
そのタイミングでヴァンが風呂から上がってきた
ヴァン「何だお客様か残念だったな今非常に物騒なんでな今は早く閉店している まぁお前はそれでも
帰らないようだがな」
ライト「そんなカッコいいこといっても全裸じゃ台無しですよ 服着てください」
ヴァンは腰にタオルを巻いているのでセーフと言った
空気が緊張で強ばっているバリバリ殺気を感じた
ライト「それで?なにしにここへ来たのですか?ここに来るのは大抵人間以外か良からぬ物です」
紫「あら あなたこれって河童も同じのを持っていたわ」
指差す向こうにはライトのショットガンが握られている
ライト「おや? 少しアクションをしたら首から上がさよならですよ?」ガチャ
コッキングがされる音が部屋に不気味に響き渡った
ヴァン「まぁ・・・・白純を拐ってたのか でも返しに来たのは偉いな しかし罪はそれでも消えないぜ?」


つづく 
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