| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ドリトル先生とめでたい幽霊

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第十一幕その七

「これが」
「そうだよね」
「それは織田作さんにも言えて」
「織田作さんはどうか」
「あの人については」
「あの人が楽しい、大阪と大阪の人達を愛しているなら」
 それならというのです。
「楽しい幽霊だよ、だからめでたい幽霊ともね」
「言われているんだ」
「織田作さんの幽霊も」
「そういうことだね」
「そうだよ、あの人は調べてみても悪人じゃないよ」
 そうした人ではないというのです。
「絶対にね」
「聞いてみてもそうだね」
「織田作さんって人は」
「だらしない人を書いていても」
「織田作さんの生き方を見ていても」
「うん、犯罪なんてしていないし」
 それも絶対にというのです。
「だからね」
「それじゃあね」
「織田作さんが幽霊になっても」
「怨霊じゃないね」
「絶対に」
「怖くもないね」
「うん、だから織田作さんが亡くなっても」
 それでもというのです。
「そうしたお話があって」
「実際にだね」
「じゃあ擦れ違ったかも知れないけれど」
「それでもね」
「織田作さんの幽霊と会えても」
「怖がることはないよ」
 先生は笑顔で言いました。
「じゃあまた大阪に行こうね」
「そうしようね」
「何か色々お話したけれど」
「幽霊も怖くないってことで」
「織田作さんの幽霊でも」
「楽しく行けるね」
 皆もこう言ってそうしてでした。 
 先生はこの日は楽しく過ごしました、そのうえで。
 先生は再びフィールドワークに向かいました、今回は織田作さんの生地の辺りに行ってそれからでした。
 織田作さんのお墓を参りました、そこで先生は感慨を込めて言いました。
「何か織田作さんにね」
「挨拶したくなるね」
 チーチーが言ってきました。
「どうも」
「織田作さん来たよってね」 
 ジップも言います。
「そうしたくなるね」
「このお寺に来たら」
 織田作さんのお墓があるこのお寺にとです、ダブダブは言いました。
「そうなるね」
「私達宗教は違うけれど」
 ガブガブはキリスト教徒であることから言いました、だから先生と一緒に教会に参拝もしているのです。
「そうした気持ちになるわね」
「織田作さんは確かにここにいるね」
 ホワイティもそう考えています。
「大阪のこの場所に」
「だからそう思えるのね」
 ポリネシアも織田作さんのお墓を見ています。
「私達も」
「織田作さんこんにちは」
「また来たわよ」
 チープサイドの家族は笑顔で実際に挨拶をしました。
「お元気?」
「僕達はこの通り元気だよ」
「大阪の街は素敵な場所だよね」
 トートーも織田作さんのお墓に言いました。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧