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『Necessary』

作者:零那
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『暇潰し』


ヒトリでいい、ヒトリがいい
いつでもヒトリで這い上がった
罪を恨んでも人を恨むなって、ねぇ
そんな無理なこと言わないで
恨まずにはいられない

未完成で暴れだした悲劇の結末
出演者全員が血飛沫をあげて終焉
撒き散らされたのは何の欠片?

暇潰しに付き合ってくれた君
一体どんなお礼をしようか
笑顔向ければ笑顔を返してくる
涙流せば拭おうと伸びてくる手
怒り狂えば強く抱き締めてくれた

帰りたい処なんて無いのに
生きてることを感じさせてくれた
生きてていい、生きるべきだと

最大の暇潰しは最高の時間だった

罪悪感無く正義に従い罪を犯す
歪んだ正義と歪んだ感情
膨れ上がってく矛盾
壊れた人格に後悔はないだろう
 
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