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ドリトル先生と幸せになる犬

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第九幕その五

「心も磨かれるよ」
「そうだよね」
「ただおもちゃで遊んでるだけとは違うね」
「そう考えると」
「ふわりはいつも自分で心を磨いていたんだ」
「育ててくれた人達が授けてくれたものをさらに」
「だからああした娘になって」
 そしてというのです。
「今に至るんだ」
「ただ可愛いだけじゃない」
「頭がいいだけじゃない」
「心も素晴らしい」
「そうした娘だね」
「そして外見で判断したらいけないけれど」
 それでもとです、先生はパソコンで論文を書き続けつつお話しました。
「性格、生き様は顔に出るからね」
「人相だよね」
「顔の相に出るね」
「性格とか生き方って」
「そうだね」
「素晴らしい人のお顔の相はいいね」 
 そうした人はというのです。
「そして悪い生き方をしていると」
「人相悪くなるね」
「日本だとマスコミの人とか野党の人に学校の先生に多いね」
「驚く位人相の悪い人いるよね」
「ああした人達は」
「相当に悪いことばかり考えてしていって」
 そしてというのです。
「それがだよ」
「お顔に出たんだね」
「それで人相悪いんだね」
「目も濁ってる」
「そうなっているんだね」
「そうだよ、ふわりの両親を飼っているブリーダーのご家族もペットショップの人達もいい人相だったね」
 この人達もというのです。
「トミーも王子もね」
「確かにね」
「二人共人相いいね」
「性格がいいから」
「だからだね」
「ヤクザ屋さんはどうしてすぐわかるか」
 まさに悪いことをして生きている人達です。
「それは人相でだよ」
「まさにだね」
「本当にそれでわかるわね」
「ヤクザ屋さんの場合は」
「人相が悪くて服装も姿勢も」
 そうしたものもというのです。
「独特だね」
「もう如何にも悪い」
「歩き方もね」
「如何にもヤクザ屋さん」
「そんな風だね」
「それは生き方が出てだよ」
 ヤクザ屋さんのそれがというのです。
「だからだよ」
「すぐわかるんだね」
「物凄く悪いものが出ているから」
「それでだね」
「卑しい人の人相が卑しくなって文句しか言わないで自分しかない人の人相も険しくなるのも」
 そうしたこともというのです。
「全部だよ」
「生き方が出ている」
「それで人相が悪い」
「だから外見で判断したら駄目でも」
「お顔の相は見ることね」
「だからね」
 それでというのです。 
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