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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百五十話 眼魔大戦争その十五

「私がこれまで観た戦いで」
「最も激しいですな」
「はい」
 御成に対して答えた。
「これは」
「あれが神との戦いです」
 御成はまなに確かな声で答えた。
「あれこそが」
「そうですか」
「スサノオは強いです」
「神だからこそ」
「その神と戦うのなら」
 それならばというのだ。
「あの様になのです」
「激しい戦いになりますか」
「そうなのです」
 まさにというのだ。
「ですから」
「それで、ですね」
「拙僧達はタケル殿達の戦いを最後まで見守る」
「そうするんですね」
「そして勝った時に」
 勝利を確信しているからこその言葉だった。
「お祝いをしましょうぞ」
「わかりました、もうその用意は出来ていますし」
「今は見守りましょうぞ」122
 こう話してだった。
 御成もまなも他の戦士達もライダーと鬼太郎達の戦いを見守った、戦いは互角のままだったがそれでもだった。
 徐々にだ、スサノオの身体にダメージが見える様になってきた。それを見逃す目玉の親父ではなかった。
 目玉の親父はここで叫んだ。
「今じゃ!」
「総攻撃ですね」
「鬼太郎、毛針も指鉄砲もちゃんちゃんこも下駄も火炎も電流も使うのじゃ」
「一度に」
「そしてライダーの人達もじゃ」
 彼等にも告げた。
「これよりな」
「全力、最も強い技でですね」
「攻めて欲しい」
 ゴーストにも答えた。
「三人の方それぞれな」
「わかりました」
 ゴーストが三人を代表して答えた、そしてだった。
 戦士達は身構え全身にこれ以上はないまでの気を全身にまとった、そのうえで。
 鬼太郎があらゆる攻撃を全身を使って放ち三人のライダー達が跳んだ、そうして。
 鬼太郎の全ての攻撃が炸裂し動きを止めたスサノオにだった。
 ライダー達が急降下し全身全霊を込めたキックを放った、三つの赤と青と緑の流星が交差した。
「やりましたね」
「うむ」
 目玉の親父は鬼太郎の言葉に頷いた。
「間違いなくな」
「今の僕達の攻撃で」
「スサノオは倒れた」
「そうなりました」
「その通りだ」
 スサノオが言ってきた、その彼が。
「君達の勝利だ」
「やはりそうか」
「もう私は戦えない」
 目玉の親父に答えた。
「これ以上はな」
「それではじゃな」
「私はこの世界を去る」 
 そうするというのだ。
「これでな」
「そして」
「また次の世界で会おう」
 今度は鬼太郎に応えた。
「そうしよう」
「それじゃあ」
「次の世界でも楽しませてもらう」
「好きにしろ」
 攻撃を終え鬼太郎達のところに戻ったネクロムが応えた、ゴーストとスペクターもそこに共にいる。
「その時は再びだ」
「私と戦ってくれるか」
「そのうえでだ」
 ネクロムはさらに言った。 
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