| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

冬の少女の妹

作者:ナメタケ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

旅立ち

 
前書き
まさかのたどり着いた場所が間桐邸だったら 

 
アハト翁『お前はただこれを飲めばいいのだ。』
そう言って渡されたのは

『 聖杯 』 でした。

アイナ『え?嘘?お,お爺様!こ,これって?』
アハト翁『本物ではないが,限りなく本物に近い聖杯だ。
要約するとパズルのようなものだな。アイナはパズルを知っておるか?何個もあるピースを一つずつ正しくはめていく。そうして一つの形が出来上がる。
だが、この聖杯はあと3ピース足りんのだ。分かっておるな?』
アイナ『冬木の地で回収してこいというのですね。』
アハト翁『そうだ。しかし英霊もいない身で集めるとなると序盤で殺されるからな。アイナよお前には此処で英霊を召喚してもらう。』
アイナ『無理です!私,詠唱も知らないし令呪もない。
それに聖杯戦争に参加なんてしたくありません!』
アハト翁『.................................................................』
お爺様は何も言わなかったがしばらくして
アハト翁『良かろう。聖杯戦争への参加は無かったことにしよう。』
アイナ『ありがとうございます!では少し外に行って............』
扉を開けると先ほどのメイド達が待ち伏せていた。

アハト翁『どこへ行くアイナよ,まだ儂との話は終わっておらんぞ?その上外に出ると言っておったが、逃げるつもりであったのだろう?全く躾のなっておらん孫だな。』





 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧