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世界創作

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第四章

「ああしたら駄目、こうしたら駄目とかな」
「そういうのはなしで」
「こだわらずいくか」
「そうしますか」
「ああ、創造神を出して」
 その神はというと。
「男女それぞれ出すか」
「その二柱の神々からか」
「他の神々を出していくか」
「夫婦か」
「その夫婦神から色々な神様が生まれて増えていって」
 そうなってというのだ。
「世界の自然の詳しい姿とか文化とか文明とかそして人間もな」
「出て来るんだな」
「それでモンスター、それに」
「ラスボスもか」
「出すか、人間だけじゃなくて」
 堀井は乗ってきたと自分でも思った、それでさらに話した。
「エルフもドワーフもフェアリーもな」
「出しますね」
「色々な種族出してな」
 そしてというのだ。
「プレイヤーの人達が選べる」
「それぞれの種族を」
「そうするか、犬人も猫人も」
 そうした種族もというのだ。
「出してな」
「それで明るくですね」
「天使と悪魔も出すか」
 こういった種族もというのだ。
「別に悪魔もな」
「悪くないんですね」
「悪役でもな」
「コミカルに、ですか」
「っていうかラスボスもな」
 その存在もというのだ。
「極端に邪悪じゃなくてな」
「コミカルさもですか」
「入れてポリシーとかもな」
「入れますか」
「あるだろ、もうただひたすら邪悪でブチ殺すことにカタルシスを感じる」
「ああ、そんなラスボスもいますね」
「ゲームにはな、ゲームは漫画や小説やアニメよりもな」 
 そうした媒体と比べてというのだ。
「とことん邪悪な敵多いだろ」
「ですね、確かに」
「けれどな」
「この作品ではですね」
「趣向変えてな」
「ラスボスもですか」
「ラスボスなりの信条もあってな」
 そうしてというのだ。
「コミカルなところもあって」
「つまり憎めない、ですね」
「残虐なこともしないで冷酷でもない」
「そうしたキャラにしますか」
「神様も何処か人間臭くしたし」
 神々、つまりこの作品世界の頂点にいる存在もというのだ。
「対するラスボスもな」
「人間臭くしますか」
「いい意味でな、もうこの作品はな」 
 それこそとだ、堀井は中村に話した。
「そうしたな」
「明るい作風で、ですね」
「いくか」
「ラスボスについても」
「それで世界は大陸が幾つかあって」  
 今度は世界自体の話をした。
「勿論海があって川も湖もあって」
「森や山もあるよな」
 土井が笑って話に入った。
「砂漠も」
「氷河もな」
「だよな、北は寒くて」
「防寒対策も入れるか」
「それで砂漠は砂漠でな」
「暑くてな」
「日差しも強いな」
 そちらのこともあるというのだ。 
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