新ヘタリア学園
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第二百六十九話 エジプトに聞くと
第二百六十九話 エジプトに聞くと
日本はその神様が何であるかどうしてもわかりませんでした、それで他ならぬエジプトに尋ねました。
「あの不思議な神様ですが」
「うちの神様で」
「はい、頭からすっぽり布を被って」
日本は姿からお話しました。
「足だけがあって目が布から出ている」
「そうした外見」
「そうです、この神様は」
「そんな神様うちにいたか」
エジプトは首を傾げさせました。
「一体」
「ご存知ないですか」
「ちょっとその姿見せてくれるか」
「はい、これです」
日本は今度はその壁画を見せました。
「この神様です」
「母さんの頃の文字が書いてあるから」
「その文字を解読してくれますか」
「少し待っていて」
「わかりました」
日本はエジプトに応えました、そのうえでエジプトの解読の時を待ちました。一体何が書いてあるのかを。
第二百六十九話 完
2020・1・24
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