新ヘタリア学園
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第百六十五話 李自成
第百六十五話 李自成
流賊の勢いは止まらず多くの人がそちらに加わっています、中国は北京からその様子を見て妹さんに言いました。
「学者さん達もついていっているあるしな」
「もう明の命運は尽きたあるか」
「今度の上司の人はあの人達あるか」
「その可能性は高いあるな」
「洛陽が陥落したある」
重要な都市の一つです。
「中原はもう流賊のものある」
「江南はまだこちらの勢力圏あるが」
「これではある」
「もう明はもたないあるな」
「皇帝さんは相変わらずある」
能力はあるのですが猜疑心の塊のままです。
「これではある」
「本当に満州族や流賊のどちらかだけだったらある」
それならというのです。
「防げたあるが」
「両方は無理ある」
「そもそも北虜南倭だったある」
明が常に悩まされていたことです。
南の倭寇だけでなく北の遊牧民は常に問題でした、このことがあって内政が乱れては確かにどうにもなりません。
第百六十五話 完
2019・12・3
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