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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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11部 少女たちの戦いは続く・・・
2章 戦技披露会
  戦技披露会 ヴィヴィオVSミウラ2なのかな?

 それはヴィヴィオがふらついて立ち上がった瞬間だった。

「ヴィヴィオ」

 俺はその声を知っている。
まさか時期は近いとは思っていたのだが、こんなに早いとは・・・

「ヴィヴィオ頑張ってください!
私も応援してますから」

 一人の少女の声援から、観客全てが応援が響いた。
競技試合の怖いところだ。
声援が力が湧いてきて立ち上がれるらしい
ジョー兄も言ってたっけ
「俺様は大丈夫だが、客の声援って奴は馬鹿にできねえ
通常ならこれで終わったとばかりのダウンもゾンビのように立ち上がってくることもあるからな!
まぁ、普通のチャンピオンだったら、逆転負けになる可能性があるが、
この天才ジョー・東様にかかれば、そんなことは天地が逆様になろうが起きっこないがよ」

 その時はそんなものかと思っていたんだが、異世界のクルダに行った時
本当なんだなぁと改めて思った。

信じる心は力となり、敗北寸前でも逆転勝
利が起きるということが、
まぁあれは競技ではないが声援には不思議な力があるらしい

俺は完全な確信を持った。
ヴィヴィオは確かになのはの娘だ!
俺は静かに席を立ち出口に向かった。

「どこに行くのだ!魔闘士」

「懐かしい呼び名だアインツ」

 俺が出ようとしたところで声をかけてきたのは初代祝福の風リーンフォース・アインツだった。

「私が出るのはダメだったかなぁ」

「綾、あなたが行っているセリフだ、質問を質問で返すのは良くないと思うのだが」

「ん~気分転換かなぁ」

「答える気はないと!」

「まぁ止めないなら教えるけれど」

「今の私では止めれないだろう」

「やっぱヴィヴィオはなのはの子だわ」

「それはそうなんだが?」

「ヴィヴィオとなのはって不敗って知ってる?」

「いや、お互い結構負けてるはずだが?」

「言い返すよ、絶対に負けてはならない戦いに向かうとき、二人とも負けが無いんだよ」

 そして俺は一息つき講釈をした。

「あの当時のなのはの力であの時のアインツと戦えるのは不可能でしょ!
本来なら秒殺かなぁ
それぐらいの力の差があったともう
無いのなら、古代ベルガとか本当に児戯に等しいレベルだったらありえるかもしれないけど、六課時代の時に俺に勝つのも聖王化したヴィヴィオに勝つのもないだろう
ヴィヴィオにしたって、2回目のヴィヴィオとアインハルトではヴィヴィオの負けだけど
確かにね、でもすぐにカウンターのダメージが来たって事は、戦場なら時間差の相打ちだね。
そしてこの間は勝った。普通に見れば勝てるわけがない実力差があるのにね
今回もミウラとの闘いはヴィヴィオが勝つだろう
ならこの後にあるなのはとの闘いはどうなるのか予想したら
3:7でヴィヴィオの方が勝つんだよな
ちなみに普通に戦ったら10:0でなのはの方が勝つ」

「自分の奥さんの勝利を信じてあげれないのか?」

「嫁と娘だからなぁ、肩入れはなのはだけど、
等のなのは自身母親目線っていうか、少し違うんだよね
でもこれでも甘く採点したんだよね
だからさ、なのはに勝利したら俺と戦うって言ってるからね
だからそれの準備に行こうかなって思ってさ」

「暴れるということはないのだな」

「多分ね」

「すごくな、ヴィータが気にしてたからな」

「本当に憎まれ口たたきながら苦労性なんだから、
行ってくる」

「あぁ」

 そうして俺は、ある場所に向かった。 
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