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オズのファイター大尉

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第七幕その六

「これから」
「そうよ、ただもう夕方近いから」
 それでと言ったドロシーでした。
「中に入るのは明日にしましょう」
「明日ですか」
「明日に入ってですか」
「そうしてですか」
「登っていくんですね」
「明日の朝からですね」
「そうしましょう、近くにね」
 ここでこうも言ったドロシーでした。
「見ての通りよ」
「世界樹の周りには人が集まってね」
 そうしてと言ったのはトトでした。
「街になっているんだ」
「最初は村だったんだ」
 かかしも皆にお話します。
「それが徐々に大きくなって」
「今は街になっているんだよ」
 樵も皆に気さくにお話します。
「人が多くなってね」
「森だからエルフの人達が多いんだ」
 見れば見事な金髪と緑の切れ長の目に白い肌そして先が尖った耳を持っているすらりとした奇麗な人達が皆の周りを歩いています、ジャックがお話することです。
「この通りね」
「そういえばオズの国にはエルフの人達もいるね」
 神宝がジャックの言葉に気付いた風に言いました。
「それでなんだ」
「うん、ここで言うエルフの人達は森エルフでね」
「森だからだね」
「世界樹の近くにもね」
「住んでいるんだね」
「人間もいるけれど」
 見れば人間の人達も多いです。
「あとホビットやフェアリーの人達も多いね」
「そうだね」
 神宝はジャックのその言葉にも頷きました。
「オズの国だね、ここも」
「そういうことだよ」
 まさにと答えたジャックでした。
「世界樹の麓の街もね」
「それでだけれど」
 ドロシーがここで言ってきました。
「今日はここに泊まりましょう」
「この街にもいいホテルがあるんだ」
 大尉もお話します。
「だからね」
「そのホテルに泊まって」
 ドロシーがまた皆に言います。
「楽しい夜を過ごしましょう」
「ホテルの夜もいいしね」
 トトはもう尻尾を左右にぱたぱたとさせています。
「皆で楽しく過ごそうね」
「エルフのホテルだから」
 ドロシーはそのホテルのお話をさらにしました。
「エルフのお料理も出るわよ」
「ええと、エルフのお料理って」
「一体どんなものか」
「ちょっと知らないですけれど」
「どんなものか」
「私達も」
「美味しいわよ」
 まずはこうお話したドロシーでした。
「その前に温泉にも入られるしね」
「ホテルの大浴場が温泉なんだ」
 トトも皆に説明します。
「だからね」
「お風呂にも入って」
「それですっきりもして」
「そのうえでだね」
「エルフのお料理も食べる」
「そうするのね」
「そうだよ、じゃあまずはそのホテルに行こうね」
 こうお話してです、ドロシーが皆をエルフのホテルに案内しました。するとそこは大きな世界樹程ではありませんがかなり高い木をそのままホテルにしたものでした。そのホテルの中に入ってまずはでした。 
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