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オズのファイター大尉

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第二幕その二

「楽しくはじめようね」
「本格的にね」
「さて、見えてきたよ」 
 ここで、でした。樵は道の遥か先を見て言いました。そこに城壁に囲まれたその街を見て言いました。
「首都がね」
「あっ、そうですね」
「いよいよ見えてきましたね」
「首都の壁に塔が」
「いつも通り緑色で奇麗ですね」
「まさに王都ですね」
「うん、あの街こそがね」
 樵は五人の子供達ににこりと笑ってお話しました。
「オズの国の王都だよ」
「オズの国の主であるオズマ姫がおられるので」
 ジョージも言います。
「まさに首都ですね」
「オズマ姫は王女ですが女王でもあるので」 
 この辺りオズマが色々言われていることを恵梨香も知っています。
「王の都、王都ですね」
「その王都にまたですね」
 カルロスも樵の様ににこにことしています。
「入るんですね」
「何度入っても緑色の大理石にエメラルドで飾られていて」
 ナターシャも王都を見ています。
「最高に素敵ですから」
「中に入ること自体がね」
「楽しみですから」
 また言った神宝でした。
「足取りも自然と速まりますね」
「そうだね、けれど焦ることないよ」
 かかしは神宝だけでなく五人全員がそうなっていることを見て言いました。
「だって王都には絶対に入られるから」
「だからですね」
「焦らないで、ですね」
「これまでの歩き方で進めばいいですね」
「そして中に入ればその中を見る」
「それでいいですね」
「そうだよ、王都までの道も楽しめばいいよ」
 これまで通り歩いていってというのです。
「ゆっくりとね」
「今は焦る時じゃないよ」
 ジャックも言いました。
「この道の周りの景色も奇麗だしね」
「うん、確かに」
「緑の草原に森、田畑が見えていて」
「お池や川もあって」
「村の家や牧場も整っていて」
「奇麗よね」
「この奇麗な景色も観ればいいから」
 ジャックも実際に観て楽しんでいます。
「このままね」
「よし、それじゃあね」
「エメラルドの都の景色も楽しんで」
「そしてね」
「楽しんで観て」
「王都に行こう」
「そうしようね」
 実際に皆で都の景色も楽しんででした、一行は王都に向かいました。王都の中の立派な街並も楽しみまして。
 宮殿に入ってオズマと会いました、オズマはドロシーと一緒にいてそのうえで一行と会ってから言いました。
「大尉に来てもらったのは理由があってなの」
「ではその理由は」
「実は世界樹に行って欲しいの」
 こう大尉にお話するのでした、謁見が終わって大きな円卓に皆で座ってそのうえでのお話でした。まだお菓子やお茶は出ていません。
「それでそこの葉を持って来て欲しいの」
「世界樹の葉ですか」
「実はおじさんとおばさんがお酒を造ってるの」
 ドロシーもお話します。
「そこで魔法使いさんが世界樹の葉をお酒を入れる中で入れるともの凄く美味しくなってしかも身体が若返るってお話してくれて」
「だからですか」
「私が世界樹に行くと言ったら」
「そこで私が考えたの」
 オズマがというのです。
「ドロシーとトトだけで行くよりはね」
「僕はいつもドロシーと一緒だからね」
 今は席の一つにちょこんと座っているトトの言葉です。 
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