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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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11部 少女たちの戦いは続く・・・
1章 準備
  決戦前夜、綾は話をしに行く

 
前書き
凄く長く機関が飽きました申し訳ありません。
えっとvivid編をなるべく今月で終わらせたいと思います。
原作通りにしようかどうかはまだ悩んでいるんですけどね。

なのはがあんなに簡単に負けるとは思えないし、どうしたものか?
 

 
 決戦前夜俺は、浜辺に来ていた。

「あ、頑張ってるな!」

「なんだよ、敵情視察か?」

「私が戦うわけじゃないのに、そんなことしないって」

 ヴィータが俺に気づいてそんなことを言っていた。
ザフィーラも気づいてはいたみたいだが、何も言わず俺を見ていた。
目的は、二人の指導を受けているミウラ

「あっ綾さんこんばんは、どうかなさったのですか?」

「ミウラにお礼を言いたくってね」

「僕にですか?」

「そう」

「おい」

「大丈夫だって、何もしないよ。私がここで手を出したら一生ヴィヴィオに恨まれてしまう。」

「なんでお礼なのですか?」

「ヴィヴィオにとっていいライバルが出来たこと、
そして天狗にならずに済んだことかな」

「ヴィヴィオさんに限って」

「うん、そう願いたいけどね。
私が言うのも親ばかにしか聴こえないかもしれないが
チームナカジマ全員勝ちすぎた。
リオは昔からやっていたから良いけれど、
本格的に活動して数か月でエリートコース
普通なら天狗になってもおかしくなかった。
本来なら数年頑張ってもエリートコースに行けない人が多いのに
私が出たのも途中で上には上がいるぞって教えたくて出たんだけどね
まぁ必要なかったんだけどさ
明日もできればミウラに勝ってほしくてね
だからこれからもヴィヴィオと良い友人兼ライバルでいてほしいと思ってきてみた」

「大丈夫です。ヴィヴィオさん達は絶対に天狗にはなりませんよ
そしてヴィヴィオさんと友人兼ライバルは僕も喜んでといいたいです。
そして戦うのなら僕も負けずに頑張ります。」

「うん、良い返事だ。明日を楽しみにさしてもらうね」

「はい」

「おい、ちょっと来いよ」

 ヴィータは俺の腕をつかんで、ザフィーラとミウラに聴こえない位置まで俺を連れて行った。

「なにヴィータ。私奥さんいるから逢引きされても困るんだけど」

「んじゃねーよ、どうしたってんだてめえ、あんなこと言いに来てよ」

「ん?」

「んじゃねえ、理由を聞いてるんだ、あいつに何かあったのか?」

「なのはに何かあったら、来てないでしょ、全くあの時の事件から、過保護になっちゃって」

「それはてめえもだろうが、ならどうしたんだ」

「多分明日なのは負けるかもってね」

「あいつが負けるなんて予想が付かないぞ、理由は?」

「いやヴィヴィオってなのはの娘なんだよ」

「いや、そりゃ知ってるが」

「ここぞって言うときはジャイアントキリングやっちゃうんだよね」

「は?」

「思いを伝えるときの戦いは実力以上が出やすい、それはなのはにも言えるけれど
フェイト戦、ヴィータ戦、アインス戦、俺との闘い、近くだと聖王戦、
想いを伝えるときの戦いは、なのははいつも実力以上の戦いをしてきた」

「まあな」

「ヴィヴィオにもそれがある。なのはと違って負け試合も多いけれど、
この間のミウラの戦いも実力から言ってあそこ迄互角には戦えないし、
言ってなかったかもしれないが、ヴィヴィオ、アインハルトにも勝ってるんだよね」

「おい、それ本当か」

「まぁヴィヴィオの学際前の話だけどね」

「なんだ、ミウラに勝ったら、なのはにも勝てるって思ってるのか?」

「ん、可能性だよ、ヴィヴィオの想いとなのはの想いの重さが違うから
まぁ気のせいだといいけどね」

「なんでそんなに心配してんだよ」

「いや~話の都合上で、なのはに勝ったら私、いや俺と戦ってやるっていちゃったから、予防線を張っておこうと思ってね」

「今、俺って言ったか?」

「そう俺と、アヤ・クリステラじゃなく、高町綾でもなく、『破壊者 旧姓南條 綾』と戦いたいんだって」

「おいおい」

「条件がタイトル取ってくるか、俺が納得する奴を倒せば戦ってやるっていちゃったんだよね。
なのはを倒したら」

「そりゃ納得するしかないわな」

「そう、ヴィヴィオには悪いけど、親子対決よりチーム戦になってくれた方が俺は嬉しい。
それにブラスターは1でも使って欲しくないしね」

「なんでそんな約束をてめえはしたんだ」

「だから成り行きで」

「てめえは成り行きで娘を殺すのか?」

「大丈夫だって、ティアにお願いをして殺さず設定で戦うから」

「いや、そうじゃなく」

「そうだね、俺と戦ったら心が死ぬかもしれないね。
でもヴィヴィオが望んできたからね。
本気の俺と目の前で戦うのならそうするよ
乱入者も来るかもしれないけれど、全員潰す
そうならないためにね。ミウラに話に来たわけ」

「尻拭いさせんな!」

「実力的にはミウラの方が上だよ、
確率的に見て7:3で多分ミウラだ!
体格面、魔力面の差はどうしようもない
楽しみにしてるよ」

「なのは負けそうなのか?」

「ん~普段通りなら負けることないよ
でも想い違いをしてたら、あり得るかも」

「それなのはに言ったのかよ?」

「言うわけないじゃん、こんな話を知ってるのは、
同じ経験をしている。同士のヴィータだけだよ、
他言無用ね」

「ったく、あっちに戻る」

「うん」

 俺は振り向いて海岸を歩くと向こうから見知った顔がいた。

「こんばんはや」

「こんばんは、はやて
どうしたの?」

「多分そのセリフは私のセリフやな、
だってここは私たちの行動内なんやし」

「だねぇ、ミウラの応援を言ってきただけ」

「聞いてんよ、ヴィヴィオがなのはちゃんにもし勝ったら戦うって」

「ほら約束しちゃったしね」

「勘弁してえな」

「言うわけで、もしなのはが負けたらセッティングよろしく
身内と知り合い以外は不可にして欲しいから」

「了解や、いうかそれ以外でも本来は有望な若手に参加させたくないんや」

「俺もだからミウラに勝ってほしいなと」

「やらない方向は?」

「ないね、多分ヴィヴィオが戦うとなれば、チームナカジマ、聖王教会、ルーフェンのメンツ
それ以外でもヴィヴィオを気にかけてる人たちが観たいっていうかもしれない
そして多分乱入してくると思う
俺はそいつらをすべて倒すんだろうな、
そんなものを一般に見せれないし、多分精神がやられる奴も出てくるかもしれないから
よろしく」

「了解や、でもできれば手加減してほしい」

「なのはに勝ったんなら、手加減したら危ないって」

「言っても無駄やね」

「そう言う事」

「了解や」

 本当に持つべきものは親友だね
等々明日に迫った決戦どうなる事やら 
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