| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

【シェアワールド】ユア・ブラッド・マインー新約・魔鉄文明英雄譚ー

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

オプション設定:その他
  主な出来事

 
前書き
 この年表には後半の方に若干世界観のネタバレのようなモノが存在します。そういうのが苦手だ、という方はご注意ください。 

 
鉄暦(西暦)????年代:魔鉄が産出され始める。時を同じくして10歳~15歳の間に成長が停止する『魔女体質』の女性が生まれるように。『魔女(アールヴァ)』の名は2030年代にドイツの科学者ロキ・ヴァルトラウテによって付けられる。

鉄暦2020年代:イギリスの超常現象学者アンジェリカ・マナウィダンが『三層世界論』を提唱。

鉄暦2030年代:ロキ・ヴァルトラウテ博士が、魔鉄が霊質界の物質であることを突き止める。魔鉄に関する研究が本格化。しかし同年代末期、アメリカで行われた実験で魔鉄が発火、研究所を火の海に変える。この実験に参加するために渡米していたロキ・ヴァルトラウテ博士とその助手たちが巻き込まれ死去。

鉄暦2040年代:トルコはボアズキョイで、『ラバルナ』を名乗ることになる青年が、妻である魔女体質の少女、『アンナ』との間に、正式な手順では世界で初めて、鉄脈術を発動。

鉄暦2050年:青年、『ラバルナ』を名乗り、新秩序『超国家(ドミニオン)』と、初となる超国家『ラバルナ帝国』の建国を宣言。ボアズキョイを単騎占領、ハットゥシャと改名。配下となった戦士たちと魔女体質の女性たちに各々契約を結ばせ、製鉄師を多数生産。他国に向けて侵略行動を開始。おかしなことに征服が完了した瞬間にその国家は抵抗をぴたりと止め、ラバルナの傘下として忠実に動くようになる。

鉄暦2053年:ラバルナ帝国、驚くべき速さで全世界を超国家圏内に入れることに成功。史上初となる『統一超国家』に。

鉄暦2075年:ラバルナ帝国、建国25周年を記念し、各国からOI体質者を招集。ドヴェルグやブラッドスミスとしての育成を開始。

鉄暦2100年:首都ハットゥシャで、原因不明の炎上事件。上位研究者や一部貴族、皇帝ラバルナが死去。

同年:ブラッド・カタストロフ開始。経済的に優位にあったアメリカ、中国が大きな打撃を受けたほか、日本皇国も暫くの間経済的に大きな混乱を被ることになる。

鉄暦2100年代:帝国に召集され、魔鉄加工技術を得た者達が帰国。これまでラバルナ帝国の上層部にのみ知ることができた魔鉄器の精製技術や『契約』の手法が流出。

鉄暦2102年:ラバルナ帝国外で初めてブラッドスミス、ドヴェルグが誕生。以後、急速に魔鉄文明が普及。世界各国でもブラッドスミスやドヴェルグが誕生し出す。

鉄暦2102年:エジプト、魔鉄器時代に突入。ラバルナ帝国に召し上げられ、ブラッドスミスとして活動していたエジプト人の青年が『アクエンアテン二世』を名乗り、新たな国家秩序を作ると宣言、超国家『アクエンアテン神王国』を建国。

鉄暦2103年:イラン、魔鉄器時代に突入。史上初となる非ラバルナ産ブラッドスミス達のうちの一人であった青年が、『リュドス』を名乗り、超国家『ブザイ王国』を設立。『ラバルナの正当後継国家』を名乗り、アクエンアテンと覇権を争い出す。以後各地で様々な超国家が建設され始める。しかし最初に建設されたアクエンアテンが有利な戦況となった。この情勢に焦ったある超国家が、バビロンに住まう予言者系の製鉄師を囲い込もうと都市を襲撃。結果としてその国家は滅びを予言され、予言通りの日にブザイとアクエンアテンの挟撃を受けて滅びた。似たような事態が数度起こり、「バビロンの予言者は未来を変える」と噂される。ほぼ同時期、兵士たちは製鉄師に限られるようになり始め、「戦争は製鉄師VS製鉄師」という構図が出来上がる。

鉄暦2105年:バビロンの予言者系ブラッドスミス達が、都市の独立を宣言。周囲の予言者系ブラッドスミスを多く擁する都市国家いくつかと連携し、超国家『星詠みの国』が出来上がる。

鉄暦2105年:ブザイ王国、複数の超国家と連携し、超国家連合『ヴァンゼクス王国連邦』を設立。アクエンアテン優勢の勢力図が変化し、戦況はヴァンゼクスの若干有利の形で五分に。この事件の前後、世界の過半数の土地が魔鉄文明化を完了。以後、『魔鉄器時代』が始まる。

魔鉄暦3年:それまでヴァンゼクス、アクエンアテンとの覇権争いを金銭面で回避してきた、シリアやイタリア、地中海を中心とした巨大商業シンジケートが超国家体制樹立を発表。以後『ライオニア商業国』を名乗る。

魔鉄暦5年:OI体質の国民に専門の教育を受けさせるための、養成学園設立のプロジェクトが日本皇国国内でスタート。当時の天孫が九人の人物を選定し、彼らに運営を委ねる。

魔鉄暦7年:後天的に『魔女』を誕生させようとする実験『人造魔女(デミアールヴァ)プロジェクト』がヴァンゼクスの一部(主に傭兵国家『マギ』の主導)で始動するも、最初の被験者に選ばれた女性たち五名が例外なく発狂あるいは死亡したため即座に中止。計画は廃棄となる。

魔鉄暦10年:日本、魔鉄器文明化完了。ほぼ同時期に最も魔鉄器文明化が遅れていた北アメリカ大陸が魔鉄器文明化をあらかた完成させる。

同年:ユーラシア大陸の殆どの超国家が駆逐され、東欧~アジアのヴァンゼクス、オリエントのアクエンアテン、西欧のライオニアの三つにほぼ統一される。三国の中でも特に好戦的なヴァンゼクスとアクエンアテンは、互いの国境が接していない部分における国境の確定を発表。両超国家に属さない国家や、いずれの超国家にも属さない国家への侵略行為件数が激減。ライオニアもこの協定に加わり、大規模な戦争は減ることになる(戦争が禁止されたわけではないため、三国の国境付近では今でも戦乱が続く)。なお完全にこの三国のみになったわけではないことに注意されたし。星詠みの国を始めとし、存続した超国家も存在する。

同年:日本で最初の製鉄師養成学園『聖玉製鉄師養成学園』が開校。

魔鉄暦25年4月:聖玉の理事長であった相浦群青が死去。長女・紺碧が『運営権』を天孫より移譲され、跡を継ぐ。

魔鉄暦30年4月:マリア・アンナ・ラバルナが緊急来日。各超国家の上層部はこれを察知し、各々の行動原理に基づく刺客を日本皇国へと差し向ける。

魔鉄暦30年7月:マリア・アンナ・ラバルナの現状及び、彼女を保護する日本の製鉄師達を確認するため、リュドス四世、ネブカドネザル七世が相次いで極秘来日。

魔鉄暦30年12月:ラバルナ皇帝、『器』に意識をインストールし、カセドラル・ビーイングとして復活。マリアを捕らえ、ラバルナがかつてアンナとの間に交わした鉄脈術を利用した、強制契約を交わす。

魔鉄暦30年12月:ラバルナに操られたマリア、『ラバルナ帝国の復興』を宣言。各種超国家が各々の目的のもと、復活したラバルナおよびマリアのペアと対立、戦争開始。

魔鉄暦30年12月25日:ラバルナ&マリアペア、雄二&東子ペアと一騎打ちの末敗北。ラバルナは未来の行く末を残った製鉄師たちに託し、消滅。マリアは意識を取り戻す。

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧