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ドリトル先生と和歌山の海と山

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第七幕その六

「唐、中国にも渡っていますね」
「うん、船でね」
「遣唐使として」
「当時の航海は今とは全然違うよ」
「もう命懸けでしたね」
「だから鑑真さんも決死の思いで日本に来たんだよ」
 奈良の唐招提寺のこの方もというのです。
「そして空海さんもね」
「決死の思いで、ですね」
「唐に渡っていて唐の中も歩き回っているし」
「あの広い国も」
「だからね」
「やっぱり相当頑健な人だったんですね」
「そうだと思うよ」
 先生もこう見ていました。
「足腰は相当だったよ」
「そうだったんですね」
「キリストも実は逞しかったというしね」
「あの方は元々大工さんですしね」
「うん、宗教家は文弱でなくてね」
「実はですね」
「逞しい人が多いんだよ」
 これは今もです、さっき雑用のお話が出ましたがそうしたことをしていて身体を動かしているからです。
「ましてや当時のことを思うと」
「余計にですね」
「逞しかった筈だよ」
「そうですか」
「しかも修行もしてるね」
 先生もこのことを頭の中に入れています。
「厳しい修行をね」
「滝に打たれたりして」
「そんなことはやっぱりね」
「身体が丈夫でないと出来ないですね」
「密教は修行から力を授かるという目的もあるしね」
 そうした教えもあるというのです。
「だから余計にね」
「修行をしていて」
「身体も凄い筈だよ」
「よくわかりました」
 トミーもここまで聞いて頷きました。
「僕も」
「うん、そう思うと本当にね」
「空海さんは実はですね」
「相当に逞しい人だった筈だよ」
「お身体が頑健で」
「強かったんだよ」
「そういえば長寿でもありましたし」
 空海さんのことも頭にあるトミーでした。
「健康でsいかも」
「頑健でね」
「逞しい人だったんですね」
「そう思うよ、僕も」
「そして頭はですね」
「天才と言うしかない人だったんだよ」
 そちらは言うまでもないというのです。
「学識、法力共凄くてね」
「しかも書の腕もあって」
「今で言うとチートだね」
 この言葉も出した先生でした。
「まさにね」
「そう言うべき人だったんですね」
「うん、しかしチートっていうと」
 この言葉については少し微妙なお顔になって言う先生でした。
「何かゲームで改造コードや編集を使った」
「そうして能力を無茶苦茶高くするんだよね」
「特殊技能一杯付けたり」
「国力を有り得ない位に高くしたり」
「そうして遊ぶのよね」
 動物の皆も言ってきます。
「学校の中で学生さんがお話してるね」
「大学でもゲーム研究会がしてるし」
「そうした遊びをね」
「何かこっちが無茶苦茶強くなってね」
「どんな敵もやっつけられて」
「シュミレーションで弱い筈の勢力ではじめても」
「楽勝でクリア出来るってお話してたわ」
 こうしたお話も大学にいると聞けるのです。 
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