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転生貴族の銀河

作者:ドンコ
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第十二話

 
前書き
呼んでいただき有り難う御座います。

日間と週間で1位獲得有り難うございます。 

 
帝国歴479年6月

ワーレンの妻が病院に運ばれた。

本来は母体が死亡する筈であったが、我が医療機関で母子共に健康にあった。

ワーレンには二週間の休暇を与え、その間に艦隊を使い帰還兵の移住計画を整えて。

延べ3000万人が陛下の直轄領に移り住む事になり、ある貴族の領地には半数の領民が居なくなったりと問題が起きていたが貴族が領民を大切にして居なかった結果であり皇帝陛下に文句を言える筈も無かったのである。

リッテンハイム侯爵の一門又は近しい貴族が狙い撃ちされていた、ロルフは根に持つタイプで昔の恨みを今回の嫌らしくねちっこく・・・・・

そして帝国歴479年9月には全てが終わっていた。
内務省社会秩序維持局はラング局長以下3000人が捕まっていた、罪状は皇帝陛下の意向に反し帰還兵を拷問、薬物投与などの拷問をした結果であるが『闇の目』が証拠を掴み俺が指揮し捕まえたのだが!
実際は10万人規模になっていたが幹部のみに限定し下部の者は命令に従っていただけと言う事で不問にされたが、次に同じ事をすれば一族全員が死刑を適用されることは決定していた。

エルファシルの脱出は無くなってしまい、俺は何とかヤンを旗下に従えたかったがどうすれば良いか分からずに時間が過ぎて行った。

それと姉さまが双子を出産し男女を出産し、既に皇室にはルードヴィヒ皇太子が亡くなっていたので男子はマクシミリアンと名付けられ、女子はカタリナと命名された。

俺は毎日新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)に行き姉さまに将来の皇帝に会いに行っている、俺は暇なのだする事も無く婚約者のエリザとアンネローゼの二人と供にデート等をしているにだが。

一月の艦隊訓練を出来る事になったので俺は久しぶりの宇宙を楽しむ事にした。
ウォルフガング・ミッターマイヤーが我が艦隊に配属された。今は皆に揉まれていたが半年後には少尉から中尉になるのだ早めに経験を積んで5年後には活躍して欲しいところだ。

地球に送った後に監視していた罪人は結果!

残念な事に地球教の信者になっていた。

監視は継続し行われていたが面白く無い現状だ、今年中にサイオキシン麻薬の検査も考えている。

サイオキシン麻薬で信者を増やしているのは分かっているので!序にサイオキシン麻薬の精製工場も確認しているので宇宙からレールキャノンを撃ち込む事を考えているが如何せん、管理は憲兵隊なので手が出せないのだ。

アムリッツアの要塞は今年になり完成したが今はまだ試験運営である、これが終われば何時でも作戦に投入できるが知っている者はごく少数で機密は守られている。

・・・・・・
星々を見ていると良い事を思いついた!

ヤン・ウェンリーを!彼を拉致しよう

今なら中尉で無名の役立たずだし・・・
アッテンボローも同時に拉致してしまえば!


俺って天才だ・・・・


それから間もなく、パウル・フォン・オーベルシュタインは参謀長のエルネスト・メックリンガーと副官のコルネリアス・ルッツに流石に相談したのであった。

「同盟軍の士官と士官候補生を拉致してこいと言われた」

メックリンガー・ルッツの二人は何の事か理解が追いつかずに呆然としていた

「ロルフ様は何故か数年前からこの二人を監視していたのだが・・・・」

「それで拉致に?」

三人が三人とも既にロルフの行動に付いて行けなくなっていたが!
それがロルフと納得もしていたのだが?

「何故に拉致になるのだ?」

「分からないとしか言えないし、未来が見えるとも言える」

「確かに!確かに行動が理にかなっているし結果が全て最後は・・・」

「で!拉致出来るのかな?」
ケスラーが聞くと

「それは問題無く簡単に出来るが」

「出来るのか!向こうの国だぞ」
焦る二人にパウルは冷静に

「居る場所も分かっている時間は掛かるが」

「誰を動かすのだ」

「ジークヴァルト伯爵家の裏部隊だ近い時期に動く」

「・・・・驚きだな、向こうにも手の者がいるなんてナ」

「それにだ、問題は閣下が宇宙艦隊の副司令長官に任命されてしまったぞ」

「それに噂ではイゼルローン要塞の総責任者になると言う噂もあるが」

「確かにイゼルローン要塞方面軍として計画しているらしいがな」

「ロルフ様はそれも良いかと思っている、「煩い三長官が居ないのでそれも有りだな」と昨夜言っていた」

「そうなのか!それでも二か月後にはご結婚だその後になるか?」




新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)


仮の名前はシュテルン (星)それはアムリッツア星域にて試験航行中の要塞!
軍事機能はイゼルローン要塞と違い軍事施設しか無い純粋な要塞であった。

直径98キロそれ自体が巨大な兵器であることに加え、宇宙港に収容できる艦艇数64000隻、病院のベッド数は76万床、1時間あたりに生産できる核融合ミサイルの数12000本、穀物貯蔵庫の容量2000万トン以上等々、戦闘から補給や整備まで戦略基地としての機能はすべて備わっている。

レールガンの弾丸は1時間あたりに生産できる数は500万本と軍事機能しか存在しない要塞であった。
飲み屋はあるが!女性は居ないのであった。

この要塞シュテルン(星)はイゼルローン要塞の前方に配備される予定でイゼルローン要塞は後方支援基地としての役割になって来る。
被害が大きい戦艦の修繕等弾薬の補給基地にそして兵士の休息の地に改築工事が待っている。

そのすべての資金はジークヴァルト伯爵家から出ていた、皇帝の命で密かに作られていた要塞はロルフ・フォン・ジークヴァルト上級大将の指揮下に置く事が決定した。
では!何故ジークヴァルト伯爵家が全額負担したのか?
理由は潰した貴族の財産に、フェザーン資本の会社の乗っ取り、ほぼ七割の宇宙艦隊の艦艇の利益がそれを可能としていた。
皇帝からの勅命で20年前からの計画でも有り実際は3年で完成していたのだった。
貴族が絡むと不正が出て来るので内密にジークヴァルト伯爵家が所有する会社が内密に・・・・

本人は行く気満々で三長官にから拳骨が飛んでこない場所は!ソコしか無いので今度妻になるエリザとアンネローゼを連れシュテルン(星)に結婚後は新居にする事になった、9月には移動する事になるか?


「それでロルフの結婚は9月でそのままシュテルン(星)に移動するけど、実家の領地に立ちよればまた時間が過ぎますね」

「姉様!結婚式は内々にします、それに何故か宇宙艦隊の副司令長官になりましたしシュテルン(星)で楽しんできます。
将来の皇帝陛下の為に平和な時代を・・・・」

「そうですか・・・」

「大丈夫ですよ!後二ヵ月も有りますからね、それに宇宙艦隊の副司令長官になっても補佐だけで司令長官がもしもの時に動くだけにしてもらったので嫌な仕事はしなくて済むし」

「変わらないわね仕事が嫌で仕方が無いのは」

「性格は変わんないっす」

元帥の昇進は何とか回避し陛下にもケーキの差し入れと!388~398年物のワインを300本を密かに送り納得していただいた。
けして賄賂ではない、賄賂は昇進や役職を求めて送るものだから・・・・


俺は誠実に生きていると思っているが他は全員が信じてくれないのが悩みの一つでもある今日この頃である。

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2018年 02月12日 16時47分
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後書き
濁点等が変だというメールがありました(‥;)

そのうち直します何時になるかはわかりませんが_(._.)_ 
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